1.1. MBISTコントローラについて

MBISTは、組み込みメモリをテストするための業界標準の方式です。MBISTは、テストアルゴリズムに従ってメモリへの一連の読み書きを行うことで動作します。業界標準のテストアルゴリズムは数多く存在します。

MBISTコントローラは、セルが正しく動作していることを保証するため、RAMのすべての位置へ読み書きを行う正しいシーケンスを生成します。このために、MBISTが使用するアドレスとデータパスについて、いくつかの追加テストカバー率が達成されます。このMBISTコントローラは、Cortex-A9 RAMのメモリテストを実行する目的でのみ、Cortex-A9プロセッサで使用する必要があります。

MBISTモードは他のすべてのモード、例えばSCANよりも優先されるため、MBISTモードがアクティブなときは、Cortex-A9 RAMはMBISTコントローラからのみアクセス可能です。

MBISTコントローラは、Cortex-A9プロセッサのMBISTポートを経由して、Cortex-A9 RAMのMBISTテストを制御します。 Cortex-A9プロセッサのMBIST構成を、Figure 1.1に示します。

Figure 1.1. Cortex-A9 MBISTの構成

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Cortex-A9プロセッサのリセット信号は、MBISTテストモードではHIGHの必要があります。MBISTテストモードは、RAMにアクセスするためにいくつかの機能パスを使用するため、これらのパスのレジスタはリセット状態を終了している必要があります。

ユニプロセッサのリセットシーケンスの説明については、『Cortex-A9テクニカルリファレンス マニュアル』を参照して下さい。

マルチプロセッサのリセットシーケンスの説明については、『Cortex-A9 MPCoreテクニカルリファレンス マニュアル』を参照して下さい。

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