2.2.1. セミホスティング

ARM C ライブラリでは、ホストのデバッグ環境によって、いくつかの ISO C 言語の機能がサポートされます。この機能を提供するメカニズムは、セミホスティングと呼ばれます。

セミホスティングは、定義された一連のスーパーバイザコール(SVC)操作によって実装されます。セミホスティングが実行されると、デバッグエージェントによってセミホスティングが識別され、プログラムの実行が一時的に中断されます。その後、セミホスティングオペレーションがデバッグエージェントによって実行されてから、コードの実行が再開されます。したがって、ホスト自体で実行されるタスクは、プログラムから見えません。

Figure 2.1 は、デバッガのコンソールにストリングを出力する、セミホスティングオペレーションの例を示しています。

Figure 2.1. セミホスティングオペレーションの例

セミホスティングオペレーションの例

Note

詳細については、RealView Compilation Tools v3.0 Compiler and Libraries Guideのセミホスティングに関する章を参照して下さい。

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