2.2.4. リンカの配置規則

リンカは、Figure 2.4 に示す一連の規則に基づいて、メモリ内でのコードとデータの配置場所を決定します。

Figure 2.4. リンカの配置規則

リンカの配置規則

イメージは、まず属性別に配置されます。RO がメモリの最下位アドレスに配置され、その後に RW、ZI と続きます。各属性では、コードがデータよりも優先されます。

次に、入力セクションが名前のアルファベット順で配置されます。入力セクションの名前は、アセンブラの AREA ディレクティブに対応します。

入力セクションでは、各オブジェクトのコードとデータは、リンカのコマンドラインでオブジェクトファイルが指定された順序で配置されます。

コードとデータを正確に配置する必要がある場合には、これらの規則に頼ることはお勧めしません。コードとデータの配置を正確に制御するには、スキャッタローディングメカニズムを使用する必要があります。詳細については、ターゲットハードウェアに合わせたイメージのメモリマップのカスタマイズを参照して下さい。

Note

配置規則とスキャッタローディングの詳細については、RealView Compilation Tools v3.0 Linker and Utilities Guideを参照して下さい。

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