6.1.1. 例外のタイプ

Table 6.1 は、ARM プロセッサによって認識される例外のタイプを示しています。

Table 6.1. 例外のタイプ

例外説明
リセットプロセッサリセットピンがアサートされると発生します。この例外は、起動が通知された場合と、プロセッサが起動された状態にするためにリセットが行われた場合だけに発生します。ソフトリセットは、リセットベクタ 0x0000 に分岐させることによって実行できます。
未定義命令実行中の命令が、プロセッサや接続されているどのコプロセッサにも認識されない場合に発生します。
スーパーバイザコール(SVC)ユーザ定義の同期割り込み命令です。スーパーバイザコールにより、例えばユーザモードで実行中のプログラムが、スーパーバイザモードで実行される RTOS 関数などの特権操作を要求できます。
プリフェッチアボートアドレスが不正であったためにフェッチされなかった命令をプロセッサが実行しようとしたときに発生します(不正アドレス参照)。
データアボートデータ転送命令によって不正なアドレスでのロードまたは保存が試行されたときに発生します(「不正アドレス」参照)。
IRQプロセッサ外部割り込み要求ピンが LOW でアサートされ、CPSR 内の I ビットがクリアされているときに発生します。
FIQプロセッサ外部高速割り込み要求ピンが LOW でアサートされ、CPSR 内の F ビットがクリアされているときに発生します。

不正アドレス

不正な仮想アドレスとは、物理メモリのアドレスと現時点で対応していないアドレスか、現在のモードではプロセッサからアクセスできないとメモリ管理サブシステムが判断したアドレスを指します。

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