6.3.7. サーバーログに "DENIED" メッセージが表示されるのはなぜですか?

DENIED は、必ずしもエラーメッセージではありません。 実際の問題を示しているのは、クライアント側で対応するライセンスエラーが報告されている場合のみです。 この実際のエラーは、クライアントによってツールが起動され、その有効なライセンスファイルが見つからず、エラーがクライアントに報告された場合に発生することがあります。

指定されたユーザ数に達し、要求がキューに入っている場合も、DENIED メッセージが表示される場合があります。 詳細については、ARM ライセンスではキューイングがサポートされていますか?を参照して下さい。

ただし、複数のバージョンのツールの結合されたライセンスファイルを使用している場合にも、このメッセージが表示されることがあります。 例えば、RealView Development Suite v3.1 と RealView Developer Suite v2.2 の両方のコンポーネントで浮動ライセンスを使用しているとします。 ユーザが RealView Development Suite v3.1 コンパイラライセンスを要求し、ライセンスサーバによって RealView Developer Suite v2.2 コンパイラライセンスが最初に見つかると、バージョン不一致で要求は拒否され、サーバーのデバッグログに記録されます。 ただし、サーバはこの後も使用可能なライセンスを検索し、RealView Development Suite v3.1 ライセンスを見つけます。 ユーザにはそのライセンスがチェックアウトされます。

サーバーのデバッグログには、最初のライセンスエラーの通常のシーケンスに続いて、以下のような正常なチェックアウトが表示されます。

6:35:09 (armlmd) DENIED: "compiler" user@mycomputer (License server does not support this version of this feature (-25,334))6:35:09 (armlmd) OUT: "compiler" user@mycomputer6:35:09 (armlmd) IN: "compiler" user@mycomputer

最初の DENIED の直後に正常なチェックアウトが表示されます。

サーバーログにこのようなメッセージが表示されないようにするには、サーバのオプションファイルでコマンド NOLOG DENIED を実行します。 オプションファイルについては、別途詳しく説明します。 『FLEXnet エンドユーザガイド』を参照して下さい。

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