1.1.4. RealView Debugger

RealView Debugger とサポートされているデバッグターゲット(ターゲットアクセスのサポート参照)により、アプリケーションプログラムのデバッグが可能になります。また、プログラムの実行フローを完全に制御することによって、エラーをすばやく検出して修正できます。

Note

Sun Solaris または Red Hat Linux 環境での RealView Debugger の使用に関する固有の情報については、Sun Solaris や Red Hat Linux の RealView Debugger に関する付録を参照して下さい。この付録は、RealView デバッガユーザガイドにあります。

RealView Debugger では、以下の項目がサポートされてます。

RealView Debugger のデフォルトのライセンスを使用すると、1 つの ARM アーキテクチャベースのプロセッサで実行されるアプリケーションをデバッグできます。ただし、追加のライセンスを購入すると、RealView Debugger の機能を拡張して、複数のプロセッサで実行されているアプリケーションをデバッグしたり、DSP でのデバッグをサポートしたりすることができます。詳細については、RealView Development Suite のライセンスを参照して下さい。

RealView Debugger で使用可能な機能の詳細については、RealView デバッガエッセンシャルガイドを参照して下さい。

RealView Debugger とその使用方法の詳細については、RealView Debugger のマニュアルを参照して下さい。マニュアルは、RealView Development Suite のマニュアルにリストされています。

マルチプロセッサデバッグ

マルチプロセッサデバッグを使用すると、複数のプロセッサで実行しているソフトウェアシステムをデバッグできます。プロセッサは、単一の開発ボードまたは複数の開発ボードに設置できます。どちらの場合も、RealView Debugger では、プロセッサごとに異なる接続を使用します。

マルチプロセッサデバッグを使用すると、複合コアシステムをデバッグして、プロセッサのオペレーションを同期化できます。

複数のボードの接続で同じプロセッサを使用する場合は、新しいターゲット記述の作成が必要になることがあります。カスタムターゲットの作成の詳細については、RealView デバッガターゲットコンフィグレーションガイドを参照して下さい。

マルチプロセッサデバッグには、個別に購入したライセンスが必要です。詳細については、RealView Development Suite のライセンスを参照して下さい。

マルチプロセッサデバッグの詳細については、RealView デバッガユーザガイドの複数のターゲットのデバッグに関する章を参照して下さい。

DSP デバッグ

RealView Debugger では、以下の DSP のデバッグをサポートしています。

  • CEVA-Oak、CEVA-Teaklite (リビジョン B と C)、および CEVA-Teak (リビジョン A と B) DSP

  • Samsung Scorpio II の CEVA-Teak

  • LSI Logic ZSP400 および ZSP500 DSP

DSP デバッグには、個別に購入したライセンスが必要です。詳細については、RealView Development Suite のライセンスを参照して下さい。

DSP のサポートに関する詳細については、RealView デバッガユーザガイドの DSP サポートに関する章を参照して下さい。

トレース、分析、およびプロファイリング

RealView Debugger では、トレース用ハードウェアまたはハードウェアシミュレータのいずれかを使用したトレースをサポートしています。トレース用ハードウェアには、以下のいずれかを使用できます。

  • Embedded Trace Macrocell (ETM)搭載のプロセッサ

  • ARM Embedded Trace Buffer™ (ETB™)などのオンチップトレースバッファ

  • RealView ICE などの Joint Test Action Group (JTAG)インタフェースユニット

ETM 以外の基本的なトレースは、RealView ARMulator® ISS ハードウェアシミュレータによってサポートされます。

RealView Debugger で使用可能なトレース機能の詳細については、RealView デバッガ拡張機能ユーザガイドのトレースに関する章を参照して下さい。

OS の認識機能

OS の認識機能とは、RealView Debugger に組み込まれている拡張機能です。この RealView Debugger の拡張機能を使用するには、ご使用の OS 用のプラグインを入手する必要があります。OS のプラグインを使用すると、RealView Debugger は OS のスレッドやリソース(クエリ、メールボックス、セマフォなど)に加え、C またはアセンブラのソースレベルのシンボリックデバッグ情報も参照します。ご使用の OS 用のプラグインの入手方法の詳細については、RealView Debugger のダウンロードを参照して下さい。

RealView Debugger の OS の認識機能はベンダに依存していません。OS のプラグインは、複数のベンダからダウンロードして使用できます。そのため、さまざまな OS プラットフォーム用のアプリケーションを開発できます。複数のベンダの OS 用のプラグインを同じデバッグセッションで使用する場合は、新しいターゲット記述の作成が必要になることがあります。カスタムターゲットの作成の詳細については、RealView デバッガターゲットコンフィグレーションガイドを参照して下さい。

OS のサポートの詳細については、RealView Debugger RTOS Guideの OS のサポートに関する章を参照して下さい。また、OS のサポートに関する情報が公開されたときには ARM Web サイトも参照して下さい。

RealView Debugger のダウンロード

RealView Debugger の[Help]メニューからさまざまな RealView Debugger のダウンロードにアクセスできます。

[Help] → [ARM on the Web] → [Goto RTOS Awareness Downloads]

ARM Web サイトの 「OS Aware Debugger」 Web ページが表示されます。任意の OS プラグインをここで探してダウンロードできます。

[Help] → [ARM on the Web] → [Goto Update and Utility Downloads]

ARM Web サイトの 「RealView Debugger - Updates & Utilities」 Web ページが表示されます。ソフトウェアのアップデートおよびユーティリティをここで探してダウンロードできます。

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