A.2.2. armenv のコマンドライン引数

Table A.1 に、すべてのプラットフォームで使用できるコマンドライン引数を示します。

Table A.1. 汎用的な armenv の引数

引数説明
--helpコマンドライン引数のヘルプを表示します。
-r root

製品のインストールのルート(install_directory)の絶対パスです。例えば Windows の場合、デフォルトのルートは以下のようになります。

C:\Program Files\ARM

-p product

ARM RealView 製品です。詳細については、製品の構文を参照して下さい。

--andこの引数より前に指定されたすべての製品の設定を計算してから、この引数より後に指定されたすべての製品の設定を計算します。後のグループの設定で前のグループの設定がオーバーライドされます。
--proc

現在のプロセスの環境のみを変更します。

Windows 環境では、この引数を --system または --user と共に使用することはできません。

--exec

新しい環境でプログラムを実行します。

Windows 環境では、この引数を --bat と共に使用することはできません。また、Sun Solaris と Red Hat Linux 環境では、この引数を --sh--csh、または --posh と共に使用することはできません。

-u製品の設定時に環境に加えた変更を元に戻す操作を試行します。

Table A.2 に、Windows システム固有のコマンドライン引数を示します。

Table A.2. Windows 固有の armenv の引数

引数説明
--systemWindows システムのレジストリの SYSTEM 領域を更新します。これがデフォルトです。
--userWindows システムのレジストリの USER 領域を更新します。
--bat現在のコマンドプロンプトウィンドウの環境を変更します。これがデフォルトです。

Table A.3 に、Sun Solaris および Red Hat Linux システム固有のコマンドライン引数を示します。指定できるのは、これらのうち 1 つのみです。

Table A.3. Sun Solaris と Red Hat Linux 固有の armenv 引数

引数説明
--cshcsh 構文のシェルスクリプトを生成します。
--shsh 構文のシェルスクリプトを生成します。
--posh移植可能なシェルスクリプトを生成します。これがデフォルトです。

製品の構文

製品を指定する構文を以下に示します。

-p category [name] [version [rev]] [-v name value]...

各引数には以下の意味があります。

category

製品の識別子です。例えば、RVDSRVCT などがあります。

name

この引数は使用しないで下さい(armenv ツールでは、デフォルト名の Contents が使用されます)。

version

製品のバージョン番号です。例えば、3.0 などがあります。バージョンを指定しなかった場合、インストールされている製品の最新バージョンが使用されます。

rev

製品の特定のビルド番号です。ビルド番号を指定しなかった場合、インストールされている製品の最新ビルドが使用されます。

-v name value

同じ製品のバリアントを識別します。

name

バリアントの種類です。例えば、platform などがあります。この引数では、platform バリアント以外は使用しないことをお勧めします。

value

特定のバリアントです。例えば、solaris-sparc などがあります。

この引数は、RVDS v3.0 の Sun Solaris および Red Hat Linux バリアントの両方がインストールされている場合などに使用します。この引数の使用例については、「サンプル」を参照して下さい。

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