3.2. microlib を使用したアプリケーションの作成

このセクションでは、microlib とリンクするアプリケーションを作成する方法について説明します。 microlib の関数は、以下の目的で使用されます。

microlib を使用するプログラムを構築するには、--library_type=microlib コマンドラインオプションを使用する必要があります。 このオプションはコンパイラ、アセンブラ、またはリンカで、必要に応じて異なるファイルに対して使用できます。 このオプションをリンカで使用すると、他のすべてのオプションがオーバーライドされます。

Example 3.1 は、このオプションをコンパイラで使用している例を示しています。microlib は、main.c ファイルでのみ選択されます。

Example 3.1.  コンパイラオプション

armcc --library_type=microlib -c main.c
armcc -c extra.c
armlink -o image.axf main.o extra.o

Example 3.2 は、このオプションをアセンブラで使用している例を示しています。microlib は、more.s ファイルでのみ選択されます。

Example 3.2.  アセンブラオプション

armcc -c main.c
armcc -c extra.c
armasm --library_type=microlib more.s
armlink -o image.axf main.o extra.o more.o

Example 3.3 は、このオプションをリンカで使用している例を示しています。microlib は、main.c ファイルと extra.c ファイルでのみ選択されます。

Example 3.3.  リンカオプション

armcc -c main.c
armcc -c extra.c
armlink --library_type=microlib -o image.axf main.o extra.o

詳細については、以下を参照して下さい。

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