1.1.2. ライブラリのディレクトリ構造

ライブラリは、RVCT ライブラリディレクトリ ...\lib 内の以下の 2 つのサブディレクトリにインストールされています。

armlib

ARM C ライブラリ、浮動小数点算術演算ライブラリ(fplib)、数学ライブラリ(mathlib)のバリアントが保存されています。 付属のヘッダファイルは ...\include にあります。

cpplib

Rogue Wave C++ ライブラリ(cpp_*)とサポート ARM C++ 関数(cpprt_*)のバリアントが保存されています。これらはまとめて「ARM C++ ライブラリ」と呼ばれます。 付属のヘッダファイルは ...\include にインストールされています。

環境変数 RVCT31LIB は、lib ディレクトリを指定するように設定する必要があります。この変数が設定されていない場合は、環境変数 ARMLIB を設定します。 あるいは、リンカに渡す ----libpath 引数を使用して、ライブラリサブディレクトリを保持するディレクトリを指定します。 このディレクトリは今後のリリースで変更される可能性があるため、armlib ディレクトリと cpplib ディレクトリを個別に指定しないで下さい。 リンカは、lib の場所からこれらのディレクトリを見つけます。

Note

  • ARM C ライブラリはバイナリ形式でのみ提供されています。

  • ARM ライブラリは絶対に改変しないで下さい。 ライブラリ関数の実装を新しく作成する場合は、新しい関数をオブジェクトファイル内か独自のライブラリ内に配置し、アプリケーションのリンク時にそれをインクルードします。 これにより、標準ライブラリ版ではなく、ユーザ独自版の関数が使用されます。

  • 通常、ISO C ライブラリ内には、ターゲット依存アプリケーションを作成するために再実装を必要とする関数はごくわずかしかありません。

  • Rogue Wave 標準 C++ ライブラリのソースは無料では入手できません。 Rogue Wave Software Inc. または ARM Limited を通じて別途ライセンス料を支払うことにより入手できます。 詳細については、install_directory\Documentation\RogueWave の Rogue Wave オンラインマニュアルを参照して下さい。

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