1.1.5. Thumb C ライブラリ

リンカは、以下の項目についてオブジェクトがリンクされ、ビルドされていることを検出すると、Thumb C ライブラリ内を検索して必要なものを自動的に結合します。

ライブラリの名称は Thumb C ライブラリですが、このライブラリに含まれるコードは必ずしもすべてが Thumb コードとは限りません。memcpymemsetmemclr などの重要な関数では、パフォーマンス向上のために、ARM 命令を使用できる場合は ARM 命令が使用されていることがあります。 ただし、Thumb C ライブラリの大半は、コード密度を最大限高めるために Thumb でコーディングされています。

Note

ARMv6-M ターゲットに使用する Thumb C ライブラリには、Thumb-1 コードのみが含まれています。

ARMv7-M ターゲットに使用する Thumb C ライブラリには、Thumb-2 コードのみが含まれています。

詳細については、Chapter 2 C のライブラリと C++ のライブラリを参照して下さい。

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