2.15.2. 標準 C++ ライブラリの実装定義

このセクションでは、C++ ライブラリの実装について説明します。 ARM C++ ライブラリには、ISO/IEC 14822 :1998 (E) C++ Standard で定義されているすべてのライブラリが含まれていますが、Table 2.17 に示すいくつかの制限があります。

Rogue Wave C++ ライブラリで定義されている実装定義の動作については、付属の Rogue Wave の HTML ドキュメントを参照して下さい。 デフォルトでは、このドキュメントは install_directory\Documentation\RogueWave にインストールされています。

標準 C++ ライブラリはバイナリ形式のみで提供されています。

Table 2.17 は、今回のリリースでサポートされていない重要な機能を示しています。

Table 2.17. 標準 C++ ライブラリとの相違点

標準実装上の相違点
ロケールロケールメッセージファセットはサポートされていません。 ARM C ライブラリでは、nl_types.h を介した catopencatclose がサポートされていないため、実行時にカタログを開くことはできません。 2 つのロケール定義のうち、いずれか一方をリンク時に選択できます。 他のロケールは、ユーザが再定義可能な関数を使用して作成できます。
タイムゾーンサポートされていません。 ARM C ライブラリではタイムゾーンをサポートしていません。
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