2.11.3. 独自のメモリモデルの記述

提供されているメモリモデルが要件に合わない場合は、独自のモデルを記述することができます。 メモリモデルでは、Table 2.12 に示す関数が定義されている必要があります。 すべての関数は ARM 状態の関数です。 ライブラリは、必要に応じて Thumb 状態からのエントリを処理します。 モデルの未完成のプロトタイプの実装例が、...\include ディレクトリ内の rt_memory.s に収録されています。

このプロトタイプを基礎にして修正を加えることにより、独自のメモリモデルを実装できます。

Table 2.12. メモリモデル関数

関数説明
__rt_heap_extend()ヒープに追加する新しいメモリブロックを返します。 __rt_heap_extend()を参照して下さい。
__rt_stack_postlongjmp()longjmp() 呼び出し後、スタックポインタとスタックリミットポインタに正しい値を自動的に設定します。 __rt_stack_postlongjmp()を参照して下さい。
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