9.3. インスタンスのフィルタリング

インスタンスのフィルタには、コンテキストメニューオプションの[フィルタ][子も対象にフィルタ][その他の要素をフィルタ]、および[子を除外してその他の要素をフィルタ]を使用できます。 関数を右クリックし、コールサマリーから統計をフィルタするこれらのオプションのいずれかを選択します。 [フィルタ]および[子も対象にフィルタ]オプションでは、選択された関数からデータがフィルタされます。[その他の要素をフィルタ]および[子を除外してその他の要素をフィルタ]オプションでは、選択された関数を除くすべてがフィルタされます。 この方法でフィルタされる関数はコールサマリーから削除されるわけではありませんが、グレー表示され、この関数に関係するすべての統計が削除されます。

前の図で使用した xvid コードの例を使用して、今回はコールサマリーのフィルタリング動作を説明します。 dec_init 関数ボックスを右クリックし、[子も対象にフィルタ]メニューオプションを選択すると、コールサマリーがFigure 9.4 のように更新されます。

Figure 9.4. 子も対象にフィルタ

子も対象にフィルタ

dec_init とその下位リンクの統計が削除され、コールサマリーの dec_init および decoder_create の関数ボックスがグレー表示になります。 プライマリ関数 xvid_decore の合計リンク数が 1 つ減少します。

関数を右クリックし、[フィルタ]メニューコマンドを選択すると、選択された関数のみが削除されます。 下位関数はフィルタされません。 dec_init を右クリックし、[フィルタ]メニューオプションを選択すると、コールサマリーがFigure 9.5 のように更新されます。

Figure 9.5. 1 つのフィルタ

1 つのフィルタ

コールサマリーからすべてのフィルタを削除するには、ツールバーの一番左にある ボタンを使用します。 有効なフィルタがある場合は、コールサマリーのこの ボタンの外観が変化し、赤く強調表示されます。

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