2.6 仮想ファイルシステム

仮想ファイルシステム(VFS)を使用すると、ターゲットは、ターゲット OS 固有のドライバと MessageBox というメモリマップされたデバイスを経由してホストファイルシステムの部分にアクセスできます。

VFS を使用している場合、ホストファイルシステムへのアクセスは共有ネットワークドライブへのアクセスと似ています。同じように動作することが予想できます。

VFS ファイルシステム動作

getattr
ファイル、ディレクトリ、またはシンボリックリンクのメタデータを取得します。
mkdir
ディレクトリを作成します。
remove
ファイル、ディレクトリ、またはシンボリックリンクを削除します。
rename
ファイル、ディレクトリ、またはシンボリックリンクの名前を変更します。
rmdir
空のディレクトリを削除します。
setattr
ファイル、ディレクトリ、またはシンボリックリンクのメタデータをセットします。

setattr は実装されていません。
VFS ではシンボリックリンクはサポートしていません。モデルではハードリンクを作成できませんが、ホストのオペレーティングシステムで作成されたハードリンクは正常に動作します。

VFS マウントポイント

closemounts
openmounts から戻された反復子ハンドルを解放します。
openmounts
使用可能なマウントのリストに対する反復子ハンドルを取得します。
readmounts
マウント反復子 ID からエントリを 1 つ読み込みます。
VFS では、以下のディレクトリ反復子がサポートされています。
closedir
opendir で取得されたディレクトリ反復子ハンドルを解放します。
opendir
指定されたディレクトリに対する反復子ハンドルを取得します。
readdir
ディレクトリ反復子から次のエントリを読み込みます。

日付スタンプは、1970 年 1 月 1 日 00:00 UTC の VFS 時点からの時間をミリ秒で表したもので、ホストの日付スタンプです。

VFS ファイル操作

closefile
openfile で開かれたハンドルを解放します。
filesync
すべてのファイルデータを永久ストレージにフラッシュするようホスト OS を強制します。
getfilesize
ファイルのサイズを返します(バイト単位)。
openfile
ファイルのハンドルを返します。
readfile
ファイルからデータブロックを読み取ります。
setfilesize
ファイルのサイズを、切り捨てるかまたはゼロを付けて拡大し、バイト単位で設定します。
writefile
ファイルにデータブロックを書き込みます。
関連する参考文書
2.7 ビルド済みの FVP で VFS を使用するためのパス名
関連情報
VFS2 コンポーネント、Fast Models リファレンスマニュアル
WritingADriver.txt、%PVLIB_HOME%\VFS\docs\
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