TrustZone 対応ターゲットのデバッグについて

ARM TrustZone® は、複数の ARM プロセッサに組み込まれているセキュリティ技術です。 例えば、Cortex™-A クラスプロセッサが該当します。 メモリや周辺機器などの実行とリソースをセキュアワールドと通常環境に分割します。

TrustZone をサポートするターゲットに接続するときに、セキュアワールドへのアクセスが許可されている場合、デバッガはセキュアワールドと通常環境の両方へのアクセスを提供します。 この場合、すべてのアドレスおよびアドレスに関連する操作は、1つの世界に固有のものです。 つまり、ドレスまたは式が必要なコマンドを使用する場合は、適用先の環境も指定する必要があります。 : S:0x1000

各パラメータには以下の意味があります。

N:

通常環境メモリのアドレスの場合

S:

セキュアワールドメモリのアドレスの場合

現在の環境でアドレスを指定する場合は、接頭辞を省略できます。

イメージおよびデバッグ情報をロードする場合、これらを適切な環境にロードすることが重要です。 デバッグランチャパネルでは、画像およびデバッグ情報のアドレス環境を直接指定することはできません。そのため、これを行うには代わりにスクリプトコマンドを使用する必要があります。 デバッガランチャパネルの[Debugger]タブには、デバッグ初期化スクリプト、または接続時に任意のデバッガコマンドのセットを実行するオプションが用意されています。 コマンド例には以下のものがあります。

デバッグシンボルのロードやブレークポイントの設定といった操作を通常環境およびセキュアワールドの両方に適用する必要がある場合は、通常境に 1 回、セキュアワールドに 1 回、合計 2 回の操作を実行する必要があります。

$PC などのレジスタに環境はありません。 現在の環境にはないレジスタ内のアドレスからメモリの内容にアクセスするには、N:0+$PC という式を使用できます。 一般に、デバッグ情報を含む式はロードされるときに環境に関連付けられるため、これらの式に必要ありません。

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