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Home > ターゲットの設定と接続 > ベアメタルターゲットへのイベントビューアの接続の設定 |
イベントビューアを使用して、ベアメタルアプリケーションからテキスト形式のログ情報をキャプチャし、表示できます。 ログは、注釈を使用してアプリケーションからキャプチャされるので、注釈をソースコードに追加する必要があります。
[Debug Configurations]ダイアログボックスの[Event Viewer]タブは、インストルメンテーショントレースマクロセル(ITM)のキャプチャがサポートされているターゲットのみに対して有効になります。
接続前に以下のことをしておく必要があります。
デバッガとデバッグハードウェアエージェント間の接続に使用する、ターゲット IP アドレスまたは名前を確認する
ログポイントを使用して、アプリケーションソースコードに注釈を付け、再コンパイルする 詳細については、DS-5 に付属の Versatile Express A9x4 用の ITM とイベントビューアの例を参照して下さい。
ターゲットに接続するには
メインメニューから[ウィンドウ] → [パースペクティブを開く] → [DS-5 Debug]を選択します。
[Run]メニューから[Debug Configurations...]を選択します。
コンフィギュレーションツリーから[DS-5 Debugger]を選択し、[New]をクリックして新しいコンフィギュレーションを作成します。
[Name]フィールドに、新しいコンフィギュレーションの適切な名前を入力します。
[Connection]タブをクリックして、DS-5 デバッガターゲット接続を設定します。
必要なプラットフォームを選択します。 たとえば、[ARM-Versatile Express A9x4] を選択します。
[Bare Metal Debug]プロジェクトタイプを選択します。
必要なデバッグ操作を選択します。 たとえば、[Debug and Trace Cortex-A9x4 SMP via DSTREAM]を選択します。
デバッガとデバッグハードウェアエージェントの間の接続を設定します。
[Files]タブをクリックしてターゲット環境を定義し、デバッガを使用するホスト上のアプリケーションファイルおよびライブラリのデバッグバージョン選択します。
[Target Configuration]パネルで、ターゲットにダウンロードするホスト上のアプリケーションを選択します。
[Debugger]タブをクリックして、デバッガ設定を構成します。
[Run]コントロールパネルで、ターゲットに接続した後にデバッガで行うアクションを指定します。
ホスト作業ディレクトリを設定するか、またはデフォルトを使用します。
[Paths]パネルで、デバッガがソースコードを表示するときに使用するホスト上のソースの検索ディレクトリを指定します。
必要に応じて、[Arguments]タブをクリックして、デバッグセッションの開始時にセミホスティングを使用してアプリケーションに渡される引数を入力します。
[Event Viewer]タブをクリックして、ITM キャプチャの設定を指定します。
[Enable ITM capture]を選択します。
トレースバッファの最大サイズを入力します。 たとえば、DSTREAM 接続には 100MB を入力できます。 バッファを大きくするとより多くのトレースデタを収集しますが、処理に時間がかかるためパフォーマンスに悪影響があることに注意してください。
トレースを受け取る ITM チャネルごとに設定を追加します。 これは、ITM がプログラムでどのように設定され使用されるかによって異なります。
[Apply]をクリックしてコンフィギュレーション設定を保存します。
[Debug]をクリックしてターゲットに接続します。
デバッグには、DS-5 デバッグパースペクティブが必要です。 [Confirm Perspective Switch]ダイアログボックスが表示された場合は、[Yes]をクリックしてパースペクティブを切り替えます。
接続時に DS-5 デバッグパースペクティブが開いている場合は、イベントビューアの関連するチャネルエディタがすべて表示されます。
これらのオプションの詳細については、ダイナミックヘルプを使用して下さい。
『ARM® DS-5™:Eclipse の使用』: