4.7 ブレークポイントとウォッチポイントの保留について

通常、ブレークポイントとウォッチポイントは、デバッグ情報が使用可能な場合に設定できます。ただし、保留中のブレークポイントとウォッチポイントを使用すると、関連するデバッグ情報が使用可能になる前に、ブレークポイントとウォッチポイントを設定することが可能になります。

デバッガは、デバッグ情報が変更されると、保留中のブレークポイントとウォッチポイントをすべて自動的に再評価します。これらのブレークポイントとウォッチポイントのうち、解決可能なアドレスを持つものは設定され、それ以外は保留中のままとなります。
[ブレークポイント]ビューでは、保留中のブレークポイントまたはウォッチポイントの解決を強制的に実行できます。この機能は、共有ライブラリの検索パスを手動で変更した場合などに便利です。そのためには、以下の手順を実行します。
  1. 解決する保留中のブレークポイントまたはウォッチポイントを右クリックします。
  2. [Resolve]をクリックして、アドレスの検索とブレークポイントまたはウォッチポイントの設定を試みます。

例 4-1 例

保留可能なブレークポイントまたはウォッチポイントを手動で設定するには、awatchbreakhbreakrwatchtbreakthbreakwatch、および -p のいずれかのコマンドで、advance オプションを使用します。デバッガコマンドは[Commands]ビューで入力できます。
break -p lib.c:20         # Sets a pending breakpoint at line 20 in lib.c
awatch -p *0x80D4         # Sets a pending read/write watchpoint on address 0x80D4
関連する参考文書
4.5 ブレークポイントとウォッチポイントの使用
4.5.1 実行ブレークポイントの設定または削除
4.5.3 データウォッチポイントのプロパティの表示
4.8 トレースポイントの設定
4.9 Streamline の始点と終点の設定
4.6 条件ブレークポイントの使用
4.6.1 既存のブレークポイントへの条件の割り当て
4.5.5 ファイルへの DS-5 ブレークポイント設定のエクスポート
4.5.4 ファイルからの DS-5 ブレークポイント設定のインポート
10.3 ARM アセンブラエディタ
10.4 [Breakpoints]ビュー
10.5 C/C++ エディタ
10.6 [Commands]ビュー
10.8 [Disassembly]ビュー
10.11 [Expressions]ビュー
10.14 [Memory]ビュー
10.17 [Registers]ビュー
10.26 [Variables]ビュー
関連情報
DS-5 デバッガコマンド
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