10.17 [Registers]ビュー

[レジスタ]ビューでは、ターゲットで使用可能なプロセッサレジスタおよびペリフェラルレジスタの内容を操作できます。

図 10-22 [Registers]ビュー
[Registers]ビュー

以下のことができます。
ターゲットで使用可能なレジスタの表示
デフォルトでは、[レジスタ]ビューにプロセッサレジスタの共通のサブセットが表示されます。その他のレジスタは、個別またはグループで追加や削除を行うことができます。ビュー内のレジスタのセットを最小限に抑えて、良好なデバッグのパフォーマンスを維持してください。
  • 特定のレジスタまたはレジスタのグループの追加
    表示する特定のレジスタまたはグループの名前が分かる場合は、レジスタまたはグループの名前を[ビューにレジスタを追加します。]フィールドに入力します。これで、入力したテキストに一致するレジスタおよびグループがリストされます。例えば、名前にテキスト「CP」が使われているレジスタおよびグループを表示するには、テキスト「CP」と入力します。レジスタまたはグループをダブルクリックして、[レジスタ]ビューに追加します。
    レジスタ - CP
  • 複数のレジスタの参照と選択
    ターゲットのすべての使用可能なレジスタを表示する場合は、[参照]をクリックして、[レジスタの追加]ダイアログを表示します。次に、対象となる 1 つ以上のレジスタを選択して[OK]をクリックし、[レジスタ]ビューに追加します。グループのすべてのレジスタを表示する場合は、レジスタグループフォルダを選択することもできます。Ctrl+A キーを押すと、すべての使用可能なレジスタが選択されます。
    [レジスタの選択]ダイアログ
  • レジスタの削除
    [レジスタ]ビューで、ビューから削除するレジスタを選択して[削除]ボタンをクリックし、選択したレジスタを削除します。ビューをリセットして、デフォルトのレジスタを再度表示する場合は、ビューメニューから[デフォルトにリセット][ビューのリセット]ボタンを選択します。

    ヒント

    Handキーボードの Delete キーを使用して、レジスタを削除することもできます。
  • ビューの更新
    ビューの値を更新するには、[更新]ボタンをクリックします。
書き込み可能なレジスタの値の変更
レジスタの[値]列内でクリックし、新しい値を入力して、書き込み可能なレジスタの値を変更することができます。[アクセス] 列を有効にして、各レジスタのアクセス権を表示します。
レジスタのアクセス権
レジスタに保持されているアドレスを[レジスタ]ビューから他のビューにドラッグアンドドロップ
レジスタに保持されているアドレスを、このビューから[メモリ]ビューまたは[逆アセンブリ]ビューのいずれかにドラッグアンドドロップして、そのアドレスのメモリを表示したりそのアドレスから逆アセンブルしたりします。
レジスタ値の表示形式の変更
プログラムステータスレジスタ (PSRs) では、各ビットの形式を設定できます。
選択したビューをフリーズして実行中のターゲットによる値の更新を抑制
ビューメニューから[データのフリーズ]を選択して、ビューの更新時に値が自動更新されないようにします。

ツールバーとコンテキストメニューのオプション

ビューまたはコンテキストメニューには、以下のオプションが用意されています。
[リンク:コンテキスト]
このビューを[デバッグ制御]ビューで選択した接続にリンクします。これがデフォルトです。または、ビューを別の接続にリンクすることもできます。リンクする接続がドロップダウンリストに表示されていない場合は、まず[デバッグ制御]ビューで接続を選択する必要があります。
[Copy]
選択したレジスタをコピーします。レジスタにビットフィールドが含まれている場合は、個々のビットフィールド値をコピーするために、ビットフィールドを拡張する必要があります。
このオプションは、レジスタをテキストエディタにコピーして、別の場所で実行が停止したときに値を比較する場合に便利です。
[Select All]
ビューで現在拡張されているすべてのレジスタを選択します。
[Show Memory Pointed to By <register name>]
レジスタに保持されているアドレスで始まる[メモリ]ビューを表示します。
[Show Disassembly Pointed to By <register name>]
レジスタに保持されているアドレスで始まる[逆アセンブリ]ビューを表示します。
[Translate Address in <register name>]
MMU ビューを表示し、レジスタに保持されているアドレスを変換します。
[Send to <selection>]
特定の[式]ビューにレジスタフィルタを追加できるサブメニューを表示します。
<Format list>
レジスタ値に使用できる形式のリスト。
[View Menu]
以下の[View Menu]オプションがあります。
[New Registers View]
[レジスタ]ビューの新しいインスタンスを作成します。
非表示の場合はビューを更新
他のビューの背後にあり表示されない場合は、ビューの更新を有効にします。デフォルトでは、非表示の場合はビューを更新しません。
デフォルトのレジスタにリセット
ビューをリセットして、デフォルトのレジスタのみを表示します。
[Freeze Data]
現在のビュー内のデータのフリーズを切り替えます。これを使用すると、[Refresh]オプションを無効または有効にすることもできます。
コンテキストメニューの編集オプション
編集するためにレジスタ値を選択した場合、以下のオプションがコンテキストメニューで利用できます。
[Undo]
選択した値に対して行った最後の変更を元に戻します。
[Cut]
選択した値をコピーして削除します。
[Copy]
選択した値をコピーします。
[Paste]
以前に切り取ったまたはコピーした値を、選択したレジスタ値に貼り付けます。
[Delete]
選択した値を削除します。
[Select All]
値全体を選択します。

新しい列ヘッダの追加

列ヘッダを右クリックして表示する列を選択します。以下の列があります。
名前
レジスタの名前。
$register_name を使用してレジスタを参照します。PSR などのビットフィールドがあるレジスタを参照するには、$register_name.bitfield_name を指定します。例えば、CPSRM ビットフィールドの値を出力するには、[コマンド]ビューに以下のコマンドを入力して下さい。
print $CPSR.M
レジスタの値。黄色の背景は、値が変更されたことを示します。これは、ステップ実行などのデバッグアクションを実行するか、値を直接編集した場合に起こる可能性があります。
ビューをフリーズさせると、レジスタ値を変更できません。
タイプ
レジスタ値の型。
[Count]
配列またはポインタ要素の数。
[Size]
レジスタのサイズ(ビット単位)。
[Location]
PSR のビットフィールドのレジスタまたはビット範囲の名前。例えば、CPSR のビットフィールド M は、$CPSR[4..0] と表示されます。
[Access]
レジスタのアクセスモード。
[すべての列を表示]
すべての列を表示します。
[列をリセット]
表示された列とその幅をデフォルトにリセットします。
デフォルトでは、[名前][値][サイズ]、および[属性]の列が表示されます。
関連する概念
6.8 マルチスレッドアプリケーションのデバッグについて
6.9 共有ライブラリのデバッグについて
6.10.2 Linux カーネルのデバッグについて
6.10.3 Linux カーネルモジュールのデバッグについて
6.11 TrustZone 対応ターゲットのデバッグについて
関連する参考文書
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4.8 トレースポイントの設定
4.6 条件ブレークポイントの使用
4.6.1 既存のブレークポイントへの条件の割り当て
4.7 ブレークポイントとウォッチポイントの保留について
4.5.5 ファイルへの DS-5 ブレークポイント設定のエクスポート
4.5.4 ファイルからの DS-5 ブレークポイント設定のインポート
章 10  DS-5 デバッグパースペクティブおよびビュー
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