2.5 カスタムモデルの追加

独自の CADI 準拠モデルをビルドしてある場合、DS-5 を使用してこれに接続するには、DS-5 コンフィギュレーションデータベースに新しいエントリを作成する必要があります。モデルがコンフィギュレーションデータベースでどのように定義されているかに応じて、DS-5 はモデルを起動したり、既に実行しているモデルに接続したりできます。

ARM® DS-5のインストールで提供されなかった FVP は、DS-5 で使用できる OS の PATH 環境変数で定義する必要があります。
<DS-5 install directory>/bin ディレクトリを PATH 環境変数に追加し、Eclipse を再起動します。
  • Windows の場合は、「set PATH=<your model path>\bin;%PATH%」と入力します。
  • Linux の場合は、「export PATH=<your model path>/bin:$PATH」と入力します。
変更したパスを今後のセッションで使用できるように、変更を永続的にするには、以下の手順に従います。
  • Windows の場合は、[マイコンピュータ] > [プロパティ] > [システムの詳細設定] > [環境変数]および[ユーザー変数]の下で右クリックして、<your model path>\bin の値を持つ PATH 変数を作成するか、;<your model path>\bin を既存の PATH 変数に追加します。
  • Linux の場合は、適切なシェルコンフィギュレーションファイルで PATH を設定します。例えば、.bashrc で、export PATH=<your model path>/bin:$PATH の行を追加します。
自分でビルドしたモデルについては、このトピックに記載されている指示に従って下さい。

手順

  1. モデルを起動してから、CADI サーバを起動します。
    • モデルがライブラリファイルである場合:
      • Windows では、[スタート] > [すべてのプログラム] > ARM DS-5 > DS-5コマンド プロンプト]の順に選択し、「model_shell -m <your model path and name> -S」と入力します。
      • Linux の場合は、新しい端末を開き、次のコマンドを実行します。<DS-5 installation folder>/bin/model_shell -m <your model path and name> -S
    • モデルが実行可能ファイルである場合、コマンドプロンプトに「<your model path and name> -S」と入力します。

    DS-5model_shell ユーティリティで使用できるオプションの詳細情報を参照するには、DS-5 コマンドプロンプトに「model_shell --help」と入力します。
  2. cdbimporter ユーティリティを起動し、これを使用してコンフィギュレーションデータベースに新しいエントリを作成します。
    1. Windows の場合は、DS-5 コマンドプロンプトに「cdbimporter -m」と入力して cdbimporter ユーティリティを起動し、モデルをインポートします。
    2. DS-5 ソースコンフィギュレーションパスを入力します。デフォルトのソースパスを受け入れる場合は、キーボードの Enter キーを押します。
    3. DS-5 デスティネーションコンフィギュレーションパスを入力します。デフォルトのコンフィギュレーションパスを受け入れる場合は、キーボードの Enter キーを押します。
    4. アクティブな CADI 準拠のモデルシミュレーションが複数存在する場合、DS-5 では使用できる接続が一覧表示されます。接続するモデルシミュレーションを選択します。デフォルトのモデル接続を受け入れる場合は、キーボードの Enter キーを押します。
    5. 必要に応じて、変更するコアを選択します。デフォルト値を受け入れる場合は、キーボードの Enter キーを押します。
    6. 必要に応じて、プラットフォームの製造元の名前を入力します。デフォルト値を受け入れる場合は、キーボードの Enter キーを押します。

      プラットフォームの製造元の名前を入力しない場合は、[Debug Configurations]ダイアログのプラットフォーム一覧の[Imported]で追加したプラットフォームを確認できます。
    7. プラットフォームの名前を入力します。デフォルト値を受け入れる場合は、キーボードの Enter キーを押します。
    8. デバッグセッションを開始したときに DS-5 を有効にしてモデルを起動する場合は、モデルへのパスを入力します。モデルを個別に起動する場合は、プロンプトに「n」と入力します。
  3. DS-5 を起動し、デバッガデータベースを再ビルドします。
    • DS-5 メニューから、[ウィンドウ] > [設定] > [DS-5] > [コンフィギュレーションデータベース]を選択し、[データベースの再ビルド]をクリックします。
    モデルは現在、コンフィギュレーションデータベースのターゲットとして使用可能です。[Debug Configurations]ダイアログを使用して、このターゲットのコンフィギュレーションを作成、管理、実行します。
関連する概念
2.1 ターゲット接続の種類
2.10 ターゲットコンフィギュレーションインポートユーティリティについて
関連する作業
2.4 Linux アプリケーションのデバッグ用の 固定仮想プラットフォームFVP への接続の設定
2.3 gdbserver を使用した Linux ターゲットへの接続の設定
2.6 Linux カーネルへの接続の設定
2.8 ベアメタルターゲットへの接続の設定
1.7 ヘッドレスコマンドラインデバッガを使用したカスタムコンフィギュレーションデータベースの指定
関連情報
『Component Architecture Debug Interface Developer Guide(コンポーネントアーキテクチャデバッグインタフェース開発者ガイド)』
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