2.3 ベアメタルハードウェアターゲットへの接続の設定

ベアメタルハードウェアターゲットに対する接続を設定するためには、DS-5デバッガ でデバッグの構成を適切な設定を使用して作成します。そして、DSTREAM または同様のデバッグハードウェアアダプタを使用して JTAG または Serial Wire Debug(SWD)でハードウェアターゲットに接続します。ベアメタルモデルターゲットに接続するには、同じ手順と適切なモデル設定を使用します。

前提条件

  • ターゲットの電源がオンで、動作していることを確認して下さい。詳細については、ターゲットに付属のマニュアルを参照して下さい。
  • ターゲットをワークステーションに接続するデバッグハードウェアアダプタの電源がオンで動作していることを確認して下さい。
  • DSTREAM を使用している場合は、ターゲットが DSTREAM ユニットに正しく接続されていることを確認して下さい。ターゲットが接続されていて電源がオンになっている場合は、TARGET LED が緑色に点滅して、DSTREAM プローブの適切な VTREF LED が点滅します。

手順

  1. メインメニューから、[ウィンドウ] > [パースペクティブを開く] > [DS-5 Debug]を選択します。
  2. メインメニューから[実行] > [デバッグコンフィギュレーション]を選択して、[デバッグコンフィギュレーション]ダイアログを選択します。
  3. コンフィギュレーションツリーから、[DS-5デバッガ]を選択し、 [新しいコンフィギュレーションを作成] [新規]をクリックして、新しいコンフィギュレーションを作成します。
  4. [名前]フィールドに、新しいコンフィギュレーションの適切な名前を入力します。例えば、My_BareMetal_Configuration を入力します。
  5. [Connection]タブを使用してターゲットと接続設定を指定します。
    1. ダイアログの[Select target]領域で、必要なプラットフォームを参照して選択します。例えば、Versatile Express マザーボードで実行されている CoreTile Express A9x4 (V2P-CA9) に接続する場合は、ARM Development Boards > Versatile Express A9x4 > Bare Metal Debug > Debug Cortex-A9x4 SMPを参照して選択します。

      接続したいプラットフォームが見つからない場合は、プラットフォームコンフィギュレーションエディタを使用してプラットフォームコンフィギュレーションをまずインポートする必要があります。
    2. ターゲット接続リストでデバッグハードウェアユニットを選択します。例えば、DSTREAM を選択します。
    3. 必要な場合は、DTSL コンフィギュレーションエディタでデバッグおよびトレース サービス レイヤ(DTSL)設定を編集して、ターゲットの追加のデバッグおよびトレース設定を構成します。
    4. [接続]領域で、デバッグハードウェアアダプタの[接続]名または IP アドレスを入力します。接続がローカルの場合は、[参照]をクリックして、[接続ブラウザ]を使用して接続を選択します。
      図 2-1 MyBareMetalConfig - [接続]タブ
      MyBareMetalConfig - [接続]タブ

  6. [ファイル]タブを使用して、ターゲットにダウンロードするアプリケーションおよび追加のリソースを指定します。
    1. 接続時間にターゲットにアプリケーションをロードしたい場合は、[ターゲットコンフィギュレーション]領域の [ダウンロードするホスト上のアプリケーション] フィールドでアプリケーションを指定して下さい。
    2. ソースレベルでアプリケーションをデバッグするには、[Load Symbols] を選択して下さい。
    3. 例えばディレクトリから追加のシンボルまたはペリフェラル記述ファイルなど、追加のリソースをロードしたい場合は、[ファイル]領域を使用してそれらを追加します。リソースを追加するには[リソースを追加]をクリックして、リソースを削除するには[リソースを削除]をクリックします。
      図 2-2 MyBareMetalConfig - [ファイル]タブ
      MyBareMetalConfig - [ファイル]タブ

  7. [Debugger]タブを使用して、デバッガ設定を構成します。
    1. [実行制御]領域で、以下のように操作します。
      • ターゲットに接続のみを行う場合、またはエントリポイントからデバッグする場合に指定して下さい。特定のシンボルからデバッグを行いたい場合は、[シンボルからデバッグ] を選択します。
      • ターゲットまたはデバッガ初期化スクリプトを実行する必要がある場合は、関連するオプションを選択して、スクリプトパスを指定します。
      • デバッガの起動時にデバッガコマンドを指定する必要がある場合は、[Execute debugger commands] オプションを選択して、コマンドを指定します。
    2. デバッガは、Eclipse ワークスペースをホスト上のデフォルトの作業ディレクトリとして使用します。デフォルトの場所を変更したい場合は、[Host working directory]の下にある[Use default]オプションを選択解除して、希望の場所を指定します。
    3. [Paths]領域で、[Source search directory]フィールドを使用してアプリケーションのファイルを検索するホストで任意のディレクトリを指定します。
    4. 追加のリソースを使用する必要がある場合は、[リソースを追加]をクリックして、リソースを削除するには[リソースを削除]をクリックします。
      図 2-3 MyBareMetalConfig - [デバッガ]タブ
      MyBareMetalConfig - [デバッガ]タブ

  8. 必要に応じて、[Arguments]タブをクリックして、デバッグセッションの開始時にセミホスティングを使用してアプリケーションのmain() 関数に渡される引数を入力します。
  9. 必要に応じて、[Environment]タブを使用して、実行される場合に起動コンフィギュレーションに渡す環境変数を作成して構成します。
  10. [Apply]をクリックしてコンフィギュレーション設定を保存します。
  11. [Debug]をクリックしてターゲットに接続してから、デバッグセッションを開始します。
DS-5デバッグパースペクティブが、関連するすべてのビューとエディタを表示して起動します。
選択されているビューにおける特定のヘルプについては、キーボードで F1 を押して、ダイナミックヘルプを使用します。
関連する作業
2.5 Linux アプリケーションのデバッグ用の 固定仮想プラットフォームFVPモデルへの接続の設定
2.6 gdbserver を使用した Linux アプリケーションへの接続の設定
2.7 Linux カーネルへの接続の設定
2.10 ベアメタルターゲットへの[イベント]ビューの接続の設定
関連する参考文書
章 10 プラットフォームコンフィギュレーション
11.38 [Debug Configurations]-[接続]タブ
11.39 [Debug Configurations] - [Files]タブ
11.40 [Debug Configurations] - [Debugger]タブ
11.41 [Debug Configurations]-[OS Awareness]タブ
11.42 [Debug Configurations] - [Arguments]タブ
11.43 [Debug Configurations] - [Environment]タブ
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