2.10 ベアメタルターゲットへの[イベント]ビューの接続の設定

[イベント]ビューを使用すると、ベアメタルアプリケーションからテキスト形式のログ情報をキャプチャし、表示できます。ログは、注釈を使用してアプリケーションからキャプチャされるので、注釈をソースコードに追加する必要があります。

前提条件

接続前に以下のことをしておく必要があります。
  • ターゲットの IP アドレスまたは名前がわかっていること。ローカル接続を使用する場合は、[参照]をクリックして、ターゲットを選択します。
  • ログポイントを使用して、アプリケーションソースコードに注釈を付け、再コンパイルすること。詳細については、DS-5 サンプルに付属の Versatile Express Cortex-A9x4 用の ITM とイベントビューアの例を参照して下さい。

手順

  1. メインメニューから[ウィンドウ] > [パースペクティブを開く] > [DS-5 Debug]を選択します。
  2. [Run]メニューから[Debug Configurations...]を選択します。
  3. コンフィギュレーションツリーから[DS-5 デバッガ]を選択し、[新規作成]をクリックして新しいコンフィギュレーションを作成します。
  4. [名前]フィールドに、新しいコンフィギュレーションの適切な名前を入力します。
  5. [接続]タブをクリックして、DS-5デバッガターゲット接続を設定します。
    1. 必要なプラットフォームを選択します。例えば、[ARM開発ボード] > [Versatile Express A9x4] > [Bare Metal Debug] > [Debug Cortex-A9x4 SMP]を選択します。
    2. [ターゲット接続]で、[DSTREAM] などターゲット接続の型を選択します。
    3. [DTSL オプション]で、[編集]をクリックして、DSTREAM トレースとその他のターゲットオプションを設定します。[DTSL コンフィギュレーションエディタ]ダイアログボックスで、以下を開くことができます。
      • [Trace Capture]タブで、[On Chip Trace Buffer (ETB)](JTAG ケーブル接続用)または[DSTREAM 4GB Trace Buffer](Mictor ケーブル接続用)のいずれかを選択します。
      • [ITM]タブで、ITMトレースを有効または無効にし、必要な追加の設定を選択します。
  6. [Files]タブをクリックしてターゲット環境を定義し、デバッガを使用するホスト上のアプリケーションファイルおよびライブラリのデバッグバージョンを選択します。
    1. [Target Configuration]パネルで、ターゲットにダウンロードするホスト上のアプリケーションを選択します。
  7. [Debugger]タブをクリックして、デバッガを設定します。
    1. [実行制御]パネルで、ターゲットに接続した後にデバッガで行うアクションを指定します。
    2. ホスト作業ディレクトリを設定するか、またはデフォルトを使用します。
    3. [パス]パネルで、デバッガがソースコードを表示するときに使用するホスト上のソースの検索ディレクトリを指定します。
  8. 必要に応じて、[Arguments]タブをクリックして、デバッグセッションの開始時にセミホスティングを使用してアプリケーションに渡される引数を入力します。
  9. [Apply]をクリックしてコンフィギュレーション設定を保存します。
  10. [Debug]をクリックしてターゲットに接続します。デバッグには、DS-5 デバッグパースペクティブが必要です。[Confirm Perspective Switch]ダイアログボックスが表示された場合は、[Yes]をクリックしてパースペクティブを切り替えます。
    接続時に [DS-5 デバッグ]パースペクティブが開いている場合は、関連するすべてのビューとエディタが表示されます。
  11. [イベント]ビューをクリックして、イベントオプションを設定します。
    1. [イベント] ビューで、[ビュー]メニューの[Events Settings]を選択します。
    2. [トレースソースの選択]で、トレースソースが以前に指定したトレースキャプチャ方法と一致しているかを確認します。
    3. 必要な[Ports/Channels]を選択して、[OK]をクリックします。
  12. アプリケーションを数秒間実行して、中断します。
[イベント]ビューに関連情報が表示されます。以下に例を示します。
図 2-15 ITM ソースからのデータを表示した[イベント]ビュー
ITM ソースからのデータを表示した[イベント]ビュー

これらのオプションの詳細については、キーボードの F1 キーを押して、ダイナミックコンテキストヘルプを表示して下さい。
関連する作業
2.5 Linux アプリケーションのデバッグ用の 固定仮想プラットフォームFVPモデルへの接続の設定
2.6 gdbserver を使用した Linux アプリケーションへの接続の設定
2.7 Linux カーネルへの接続の設定
2.3 ベアメタルハードウェアターゲットへの接続の設定
関連する参考文書
11.38 [Debug Configurations]-[接続]タブ
11.39 [Debug Configurations] - [Files]タブ
11.40 [Debug Configurations] - [Debugger]タブ
11.41 [Debug Configurations]-[OS Awareness]タブ
11.42 [Debug Configurations] - [Arguments]タブ
11.43 [Debug Configurations] - [Environment]タブ
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