configdb
内には Boards ディレクトリがあります。このディレクトリには、それぞれのボードの製造元のサブディレクトリが 1 つずつ、および人間が読むことのできるボードの表示名がオプションで記載された boards.xml ファイルが保存されています。
簡素な STM32E(Cortex-M3)MCU ボードである Keil MCBSTM32E プラットフォームを例に取り上げてみましょう。その主な configdb
ファイルは <DS-5 install folder>sw\debugger\configdb\Boards\Keil\MCBSTM32E にあります。ファイルの説明は次のとおりです。
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project_types.xml
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DS-5 に対するプラットフォームエントリを記述した主要な XML ファイルです。
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keil-mcbstm32e.py
- Jython に実装されている DTSL プラットフォームコンフィギュレーションおよびセットアップスクリプトです。
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keil-mcbstm32e.rvc
- プラットフォームの DSTREAM RDDI コンフィギュレーションファイルです。通常、このファイルは DS-5 デバッグハードウェアコンフィギュレーションユーティリティによって作成されます。
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keil-mcbstm32e_flash.xml
- このファイルには、フラッシュデバイスおよびアルゴリズムに関する情報とそのコンフィギュレーションパラメータが含まれています。