15.7.6 SMP ステート

SMP システムでは、DTSL はクライアントに単一のデバイスを示し(DTSL Java docs の SMPDevice とその関係を参照)、クライアントはこのデバイスを通じて実行状態を制御します。この SMPDevice が、SMP グループを形成する実際のデバイスのセットの「フロント」です。SMPDevice が実行状態をクライアントに報告したとき、状態が一貫していない可能性があります。SMP グループではすべてのコアが実行または停止のいずれかの同じ状態であるのが理想ですが、実際には、そうではない場合もあります。この可能性に対応するために、SMPDevice では一貫していない状態をクライアント(デバッガ)に報告できます。これにより、すべてのコアが同じ状態ではない場合を表します。通常は、DTSL にはその中ですべてのコアが同じ状態になることを想定する時間ウィンドウがあります。その時間ウィンドウ内ですべてのコアが一致した場合に DTSL は一貫した状態をクライアントに報告しますが、そうでない場合は一貫していない状態を報告します。こうすることにより、クライアントはシステムの真の状態をユーザに反映しますが、一貫性が将来達成される場合に状態が一貫していると報告することもできます。
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