以前にキャプチャしたトレースデータをデコードできます。キャプチャしたトレースを含んでいるファイルと、そのトレースデータの処理とデコードに必要なその他のファイル(コンフィギュレーションやイメージなど)が必要です。
トレースデータとその他のファイルの準備ができたら、ヘッドレスコマンドラインデバッガを構成して、コンフィギュレーションデータベースから事後分析デバッグコンフィギュレーションに接続します。
次に、トレースキャプチャ時のデータの状態を検査します。
注
- メモリとレジスタは読み出し専用です。
- 追加のファイルを使用して、さらに多くのデバッグ情報を追加できます。
- トレースをデコードしたり、出力をファイルにダンプしたりすることもできます。
ヘッドレスコマンドラインデバッガを使用した事後分析デバッグの基本ステップは次のとおりです。
- トレースデータファイルを生成します。
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--cdb-list を使用して、コンフィギュレーションデータベースにあるプラットフォームとパラメータをリストします。
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--cdb-entry を使用して、コンフィギュレーションデータベースにプラットフォームエントリを指定します。
- 追加のパラメータを指定する必要がある場合は、--cdb-entry-param オプションを使用してパラメータを指定します。
注
DS-5 のコマンドプロンプトで、「debugger --help」と入力して、使用可能なオプションのリストを表示します。