10.10 カスタムモデルのインポート

独自の CADI 準拠モデルをビルドしてある場合、DS-5 を使用してこれに接続するには、DS-5 コンフィギュレーションデータベースに新しいエントリを作成する必要があります。モデルがコンフィギュレーションデータベースでどのように定義されているかに応じて、DS-5 はモデルを起動したり、既に実行しているモデルに接続したりできます。

ARM® DS-5のインストールで提供されなかった FVP は、DS-5 で使用できる OS の PATH 環境変数で定義する必要があります。
DS-5_install_directory/bin ディレクトリを PATH 環境変数に追加し、Eclipse を再起動します。
  • Windows の場合は、「set PATH=<your model path>\bin;%PATH%」と入力します。
  • Linux の場合は、「export PATH=<your model path>/bin:$PATH」と入力します。
変更したパスを今後のセッションで使用できるように、変更を永続的にするには、以下の手順に従います。
  • Windows の場合は、[マイコンピュータ] > [プロパティ] > [システムの詳細設定] > [環境変数]および[ユーザー変数]の下で右クリックして、<your model path>\bin の値を持つ PATH 変数を作成するか、;<your model path>\bin を既存の PATH 変数に追加します。
  • Linux の場合は、適切なシェルコンフィギュレーションファイルで PATH を設定します。例えば、.bashrc で、export PATH=<your model path>/bin:$PATH の行を追加します。
自分でビルドしたモデルについては、このトピックに記載されている指示に従って下さい。

手順

  1. モデルを起動してから、CADI サーバを起動します。
    • モデルがライブラリファイルの場合:
      • Windows では、[スタート] > [すべてのプログラム] > ARM DS-5 > DS-5[コマンドプロンプト]の順に選択し、「model_shell -m <your model path and name> -S」と入力します。
      • Linux では、新しいターミナルを開き、 DS-5_install_directory/bin/model_shell -m <your model path and name> -Sを実行します。
    • モデルが実行可能ファイルである場合、コマンドプロンプトに「<your model path and name> -S」と入力します。

    DS-5model_shell ユーティリティで使用できるオプションの詳細情報を参照するには、DS-5 コマンドプロンプトに「model_shell --help」と入力します。
  2. DS-5 を起動し、DS-5 コンフィギュレーションパースペクティブを開きます。新しいモデルコンフィギュレーションを作成します(「10.9 新しいモデルコンフィギュレーションの作成」を参照)。
    1. ローカルホスト上で実行中のモデルのリストを参照します。
    2. アクティブな CADI 準拠のモデルシミュレーションが複数存在する場合、DS-5 では使用できる接続が一覧表示されます。接続するモデルシミュレーションを選択します。
    3. 必要に応じて、変更するコアを選択します。
    4. 必要に応じて、プラットフォームの製造元の名前を入力します。

      プラットフォームの製造元の名前を入力しない場合は、[Debug Configurations]ダイアログのプラットフォーム一覧の[Imported]で追加したプラットフォームを確認できます。
    5. プラットフォームの名前を入力します。
  3. DS-5 コンフィギュレーションデータベースを再ビルドします。
    • DS-5 メニューから、[ウィンドウ] > [設定] > [DS-5] > [コンフィギュレーションデータベース]を選択し、[データベースの再ビルド]をクリックします。
    モデルは現在、コンフィギュレーションデータベースのターゲットとして使用可能です。[Debug Configurations]ダイアログを使用して、このターゲットのコンフィギュレーションを作成、管理、実行します。
関連する概念
2.1 概要:DS-5デバッガにおけるデバッグ接続
10.2 プラットフォームおよびモデルコンフィギュレーションのインポート
関連する作業
2.5 Linux アプリケーションのデバッグ用の 固定仮想プラットフォームFVPモデルへの接続の設定
2.6 gdbserver を使用した Linux アプリケーションへの接続の設定
2.7 Linux カーネルへの接続の設定
2.3 ベアメタルハードウェアターゲットへの接続の設定
8.4 コマンドラインを使用したカスタムコンフィギュレーションデータベースの指定
関連情報
『Component Architecture Debug Interface Developer Guide(コンポーネントアーキテクチャデバッグインタフェース開発者ガイド)』
非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0446WJ
Copyright © 2010-2015 ARM.All rights reserved.