8.3 スクリプトからのデバッグセッションの実行

スクリプトからのデバッグセッションを自動化するには、ファイル拡張子が .ds のテキストファイルを作成し、実行するデバッガコマンドを一行ごとにリストします。次に、デバッガのコマンドを使用して、スクリプトを実行します。

デバッガスクリプトの形式

スクリプトは、ファイル拡張子が .ds のテキストファイルです。デバッガコマンドは、ファイルに順々にリストされます。
.ds スクリプトファイルを作成する際の注意事項。
  • スクリプトファイルには、1 行につき 1 つのコマンドのみを含める必要があります。
  • 必要に応じて、# を使用してコメントを追加できます。
  • コマンドでは大文字と小文字が区別されません。
  • DS-5デバッガ スクリプトには、ファイル拡張子に .ds を使用する必要があります。

ヒント

Hand DS-5 グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)を使用してデバッグを実行する場合は、デバッグセッション時に生成される DS-5デバッガ コマンドの一覧は[履歴]ビューに記録されます。スクリプトファイルに必要なコマンドを選択し、右クリックして、[選択した行をスクリプトとして保存...]を選択してファイルに保存します。

例 8-2 例

単純なサンプルスクリプトファイルを以下に示します。
# Filename: myScript.ds
# 初期化コマンド
load "struct_array.axf"       # イメージのロード
file "struct_array.axf"       # シンボルのロード
break main                    # main() にブレークポイントを設定
break *0x814C                 # アドレス 0x814C にブレークポイントを設定
# ブレークポイントまで実行し必要な値を出力
run                           # 実行中のデバイスを開始
wait 0.5s                     # 待機するか 0.5 秒後にタイムアウト
info stack                    # コールスタックを表示
info registers                # すべてのレジスタの情報を表示
# 次のブレークポイントまで続行し、必要な値を出力
continue                      # 実行中のデバイスを続行
wait 0.5s                     # 待機するか 0.5 秒後にタイムアウト
info functions                # すべての関数の情報を表示
info registers                # すべてのレジスタの情報を表示
x/3wx 0x8000                  # 0x8000(hex)から 3 ワード分のメモリを表示
delete 1                      # 番号 1 のブレークポイントを削除
delete 2                      # 番号 2 のブレークポイントを削除

DS-5スクリプトの実行

スクリプトを作成したら、デバッガコマンドを使用して、コマンドラインインタフェースでスクリプトを実行します。
Windows の場合、[DS-5 Command Prompt]を使用します。Linux の場合は、必要な環境変数を設定し、UNIX シェルを使用します。
スクリプトを実行するシナリオが 2 つあります。
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