2.7.2 Linux アプリケーションのデバッグ用の組み込みの 固定仮想プラットフォームFVP モデルへの接続の設定

DS-5 を使用し、Linux アプリケーションのデバッグ用の 固定仮想プラットフォームFVPモデルに接続できます。

[Debug Configurations]ダイアログボックスを使用し、次のいずれかのために DS-5デバッガを構成できます。

DS-5 に付属の Cortex®-A9x1 FVP ARM® 組み込みの Linux を起動するように事前設定済み)への接続を設定するには、以下に説明するオプションを使用します。DS-5 コンフィギュレーションデータベースで使用できるその他の FVP に接続するには、同様の手順に従います。

ヒント:

お使いのエディションの DS-5 でインストールされている FVP は、ARM FVP(DS-5 と一緒にインストールされる) ツリーに一覧表示されています。お使いのライセンスで利用できる FVP を確認するには、DS-5 のエディションを比較して下さい。

手順

  1. メインメニューから、[ウィンドウ] > [実行] > [デバッグコンフィギュレーション...]を選択します。
  2. コンフィギュレーションツリーから、[DS-5 デバッガ]を選択し、 [新しいコンフィギュレーションを作成] [新規] をクリックして、新しいコンフィギュレーションを作成します。
  3. [名前]フィールドに、新しいコンフィギュレーションの適切な名前、例えば Hello World を入力します。
  4. [接続]タブの[ターゲットの選択]パネルで、[ARM FVP(DS-5 でインストール)] > [ARM 組み込み Linux を起動するように事前設定された Cortex-A9x1] > [Linux アプリケーションデバッグ]を参照して選択します。
    図 2-9 デバッグコンフィギュレーション - ARM FVP(DS-5 でインストール)
    デバッグコンフィギュレーション - ARM FVP(DS-5 でインストール)


    • アプリケーションおよび既に実行している gdbserverFVP に接続する場合は、[Connect to already running gdbserver]を選択し、オプションを構成します。

      注:

      このオプションを使用するには、FVP が既に起動され、手動または前の DS-5 デバッグセッションで Linux が起動されていることが必要です。
      1. FVP から切断するときに gdbserver を終了する場合は、[接続]エリアの [gdbserver (serial)]で、[Terminate gdbserver on disconnect]を選択します。
      2. シンボルファイルを指定する場合は、[Files]タブで、[Files]パネルの[Load symbols from file] オプションを使用します。
      3. [Debugger] タブで、ターゲットに接続した後にデバッガで行うアクションを指定します。
      4. 必要に応じて、[Arguments]タブをクリックして、デバッグセッションの開始時にアプリケーションに渡される引数を入力します。
      5. 必要に応じて、[Environment]タブをクリックして、デバッグセッションの開始時にアプリケーションに渡されるターゲット環境変数を作成して設定します。
    • FVP に接続する場合は、gdbserver を起動し、ターゲットにすでに存在するアプリケーションをデバッグし、[Start gdbserver and debug target resident application]を選択してオプションを構成します。
      1. [Model parameters]エリアでは、[Enable virtual file system support]オプションがホスト上のディレクトリをターゲット上のディレクトリにマップします。仮想ファイルシステム(VFS)では、ローカルホスト上のディレクトリからアプリケーションおよび関連する共有ライブラリファイルを FVP が実行できます。
        • デフォルトでは[Enable virtual file system support]オプションが選択されています。仮想ファイルシステムサポートを使用しない場合は、オプションの選択を解除します。
        • Enable virtual file system support]オプションが選択されている場合、デフォルトでは、現在のワークスペースの場所が、ターゲットによって書き込み可能なマウントポイントとして表示されるホスト上のディレクトリとして使用されます。別の場所を指定する場合は、ここで指定します。
      2. [Files]タブで、[Application on target]および[Target working directory]の場所を指定します。シンボルをロードする必要がある場合は、[Files]パネルの[Load symbols from file]オプションを使用します。
      3. [Debugger]タブで、ターゲットに接続した後にデバッガで行うアクションを指定します。
      4. 必要に応じて、[Arguments]タブをクリックして、デバッグセッションの開始時にアプリケーションに渡される引数を入力します。
      5. 必要に応じて、[Environment]タブをクリックして、デバッグセッションの開始時にアプリケーションに渡されるターゲット環境変数を作成して設定します。
  5. ターゲットに接続し、すぐにデバッグを開始する場合は、[Apply]をクリックしてコンフィギュレーション設定を保存するか、[Debug]をクリックします。または、[Close]をクリックして、[Debug Configurations]ダイアログボックスを閉じます。[デバッグ制御]ビューを使用して、このデバッグコンフィギュレーションに関連付けられているターゲットに接続します。

デバッグには、DS-5 デバッグパースペクティブが必要です。[Confirm Perspective Switch]ダイアログボックスが表示された場合は、[Yes]をクリックしてパースペクティブを切り替えます。接続時に[DS-5 デバッグパースペクティブ]が開いている場合は、関連するすべてのビューとエディタが表示されます。

これらのオプションの詳細については、キーボードの F1 キーを押して、ダイナミックコンテキストヘルプを表示して下さい。

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