11.18 [Registers]ビュー

[レジスタ]ビューでは、ターゲットで使用可能なプロセッサレジスタおよびペリフェラルレジスタの内容を操作できます。

図 11-26 Registers ビュー (すべての列を表示した状態)
Registers ビュー (すべての列を表示した状態)


以下のことができます。

ターゲットで使用可能なレジスタの参照
Registers ビューは、ターゲットで使用可能なすべてのプロセッサ レジスタを表示します。個々のレジスタ グループをクリックして、特定のレジスタを表示します。
[Collapse Registers] ボタン をクリックして、レジスタ ツリーを折りたたみます。
Registers ビューを更新する場合には、ビュー メニューで [Refresh view] ボタン をクリックします。
特定のレジスタの検索
Registers ビューの検索機能を使用して、ビューから特定のレジスタまたはグループを検索できます。
表示する固有のレジスタ名がわかっている場合は、[Search registers] ボタン をクリックして検索バーを表示します。次に、検索するレジスタまたはグループの名前を検索バーに入力します。これで、入力したテキストに一致するレジスタおよびグループがリストされます。
例えば、名前にテキスト CP が使われているレジスタおよびグループを表示するには、テキスト 「CP」 と入力します。
Register ビューで、キーボードの Enter キーを押すか、ダブルクリックして、検索結果からレジスタまたはグループを選択します。
図 11-27 レジスタの検索
レジスタ - CP


ヒント:

キーボードの CTRL + F キーを押して、検索バーを有効にすることもできます。検索バーを閉じるには、キーボードの Esc キーを押します。
数値と 16 進数値との切り替え
すべての数値を 16 進数値に変更するには、[Numerical to hexadecimal] ボタンをクリックします。この操作は切り替えとして実行され、選択された環境設定はセッションにまたがって保存されます。
レジスタ セットの作成と管理
レジスタ セットを使用して、個々のレジスタを特定のカスタム グループに収集できます。

レジスタ セットを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. Registers ビューの [Register Set] で、[All Registers][Create] [Create] ボタンの順にクリックします。
  2. [Create or Modify Register Set] ダイアログ ボックスで、
    • [Set Name] に、レジスタ セットの名前を「Core registers」のように入力します。必要に応じて、複数のレジスタ グループを作成できます。
    • [All registers] から必要なレジスタを選択し、[Add] をクリックします。選択したレジスタが [Chosen registers] に表示されます。
    • [OK] をクリックして、選択を確認しダイアログ ボックスを閉じます。
  3. Registers ビューに、選択した特定のレジスタ グループが表示されます。
  4. レジスタ グループを切り替えるには、[All Registers] をクリックして、表示するグループを選択します。

レジスタ セットを管理するには、以下の手順を実行します。

  1. Registers ビューの [Register Set] で、[All Registers][Manage] [Manage] ボタンの順にクリックします。
  2. [Manage Register Sets] ダイアログ ボックスで、
    • 新規のレジスタ セットを作成する場合には、[New] をクリックして、新規のレジスタ セットを作成します。
    • 既存のレジスタ セットを編集する場合には、レジスタ セットを選択して、[Edit] をクリックします。
    • 既存のレジスタ セットを削除する場合には、レジスタ セットを選択して、[Remove] をクリックします。
  3. [OK] をクリックして、変更内容を確認します。
書き込み可能なレジスタの値の変更
レジスタの [Value] 列内でクリックし、新しい値を入力して、書き込み可能なレジスタの値を変更することができます。[Access] 列を有効にして、各レジスタのアクセス権を表示します。
図 11-28 レジスタのアクセス権
レジスタのアクセス権


レジスタに保持されているアドレスを[レジスタ]ビューから他のビューにドラッグアンドドロップ
レジスタに保持されているアドレスを、このビューから[メモリ]ビューまたは[逆アセンブリ]ビューのいずれかにドラッグアンドドロップして、そのアドレスのメモリを表示したりそのアドレスから逆アセンブルしたりします。
レジスタ値の表示形式の変更
プログラムステータスレジスタ (PSRs) では、各ビットの形式を設定できます。
選択したビューをフリーズして実行中のターゲットによる値の更新を抑制
ビューメニューから[データのフリーズ]を選択して、ビューの更新時に値が自動更新されないようにします。

ツールバーとコンテキストメニューのオプション

ビューまたはコンテキストメニューには、以下のオプションが用意されています。

[リンク:コンテキスト]

このビューを[デバッグ制御]ビューで選択した接続にリンクします。これがデフォルトです。または、ビューを別の接続にリンクすることもできます。リンクする接続がドロップダウンリストに表示されていない場合は、まず[デバッグ制御]ビューで接続を選択する必要があります。

[Copy]

選択したレジスタをコピーします。レジスタにビットフィールドが含まれている場合は、個々のビットフィールド値をコピーするために、ビットフィールドを拡張する必要があります。

このオプションは、レジスタをテキストエディタにコピーして、別の場所で実行が停止したときに値を比較する場合に便利です。

[Select All]

ビューで現在拡張されているすべてのレジスタを選択します。

[Show Memory Pointed to By <register name>]

レジスタに保持されているアドレスで始まる[メモリ]ビューを表示します。

[Show Disassembly Pointed to By <register name>]

レジスタに保持されているアドレスで始まる[逆アセンブリ]ビューを表示します。

[Translate Address in <register name>]

MMU ビューを表示し、レジスタに保持されているアドレスを変換します。

[Send to <selection>]

特定の[式]ビューにレジスタフィルタを追加できるサブメニューを表示します。

<Format list>

レジスタ値に使用できる形式のリスト。

[View Menu]

以下の[View Menu]オプションがあります。

[New Registers View]

[レジスタ]ビューの新しいインスタンスを作成します。

[Freeze Data]

現在のビュー内のデータのフリーズを切り替えます。これを使用すると、[Refresh]オプションを無効または有効にすることもできます。

コンテキストメニューの編集オプション

編集するためにレジスタ値を選択した場合、以下のオプションがコンテキストメニューで利用できます。

[Undo]

選択した値に対して行った最後の変更を元に戻します。

[Cut]

選択した値をコピーして削除します。

[Copy]

選択した値をコピーします。

[Paste]

以前に切り取ったまたはコピーした値を、選択したレジスタ値に貼り付けます。

[Delete]

選択した値を削除します。

[Select All]
値全体を選択します。

新しい列ヘッダの追加

列ヘッダを右クリックして表示する列を選択します。以下の列があります。

名前

レジスタの名前。

$register_name を使用してレジスタを参照します。PSR などのビットフィールドがあるレジスタを参照するには、$register_name.bitfield_name を指定します。例えば、CPSRM ビットフィールドの値を出力するには、[コマンド]ビューに以下のコマンドを入力して下さい。

print $CPSR.M

レジスタの値。黄色の背景は、値が変更されたことを示します。これは、ステップ実行などのデバッグアクションを実行するか、値を直接編集した場合に起こる可能性があります。

ビューをフリーズさせると、レジスタ値を変更できません。

タイプ

レジスタ値の型。

[Count]

配列またはポインタ要素の数。

[Size]

レジスタのサイズ(ビット単位)。

[Location]

PSR のビットフィールドのレジスタまたはビット範囲の名前。例えば、CPSR のビットフィールド M は、$CPSR[4..0] と表示されます。

[Access]
レジスタのアクセスモード。
[すべての列を表示]
すべての列を表示します。
[列をリセット]
表示された列とその幅をデフォルトにリセットします。

デフォルトでは、[名前][値][サイズ]、および[属性]の列が表示されます。

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