2.9 ベアメタルターゲットへの[イベント]ビューの接続の設定

[イベント]ビューを使用すると、ベアメタルアプリケーションからテキスト形式のログ情報をキャプチャし、表示できます。M プロファイル ターゲットの データ ウォッチポイント & トレース (DWT) によって生成されたパケットも表示できます。ログは、注釈を使用してアプリケーションからキャプチャされるので、注釈をソースコードに追加する必要があります。

前提条件

接続前に以下のことをしておく必要があります。

  • ターゲットの IP アドレスまたは名前がわかっていること。ローカル接続を使用する場合は、[参照]をクリックして、ターゲットを選択します。

  • M プロファイル ターゲットで、必要な DWT パケットが有効になるようにレジスタを適切に設定します。詳細については、『ARMv7-M アーキテクチャ リファレンス マニュアル』を参照してください。
  • ログポイントを使用して、アプリケーションソースコードに注釈を付け、再コンパイルすること。詳細については、DS-5 サンプルに付属の Versatile Express Cortex-A9x4 用の ITM とイベントビューアの例を参照して下さい。

手順

  1. メインメニューから[ウィンドウ] > [パースペクティブを開く] > [DS-5 Debug]を選択します。
  2. [Run]メニューから[Debug Configurations...]を選択します。
  3. コンフィギュレーションツリーから[DS-5 デバッガ]を選択し、[新規作成]をクリックして新しいコンフィギュレーションを作成します。
  4. [名前]フィールドに、新しいコンフィギュレーションの適切な名前を入力します。
  5. [Connection] タブをクリックして、DS-5デバッガ ターゲット接続を設定します。
    1. 必要なプラットフォームを選択します。例えば、[ARM開発ボード] > [Versatile Express A9x4] > [Bare Metal Debug] > [Debug Cortex-A9x4 SMP]を選択します。
    2. [ターゲット接続]で、[DSTREAM] などターゲット接続の型を選択します。
    3. [DTSL オプション]で、[編集]をクリックして、DSTREAM トレースとその他のターゲットオプションを設定します。[DTSL コンフィギュレーションエディタ]ダイアログボックスで、以下を開くことができます。
      • [Trace Capture]タブで、[On Chip Trace Buffer (ETB)](JTAG ケーブル接続用)または[DSTREAM 4GB Trace Buffer](Mictor ケーブル接続用)のいずれかを選択します。
      • [ITM]タブで、ITMトレースを有効または無効にし、必要な追加の設定を選択します。
  6. [Files] タブをクリックして、ターゲットの環境を定義し、アプリケーション ファイルのデバッグ バージョンとデバッガを使用するホストのライブラリを選択します。
    1. [Target Configuration]パネルで、ターゲットにダウンロードするホスト上のアプリケーションを選択します。
  7. [Debugger] タブをクリックして、デバッガを設定します。
    1. [実行制御]パネルで、ターゲットに接続した後にデバッガで行うアクションを指定します。
    2. ホスト作業ディレクトリを設定するか、またはデフォルトを使用します。
    3. [パス]パネルで、デバッガがソースコードを表示するときに使用するホスト上のソースの検索ディレクトリを指定します。
  8. 必要に応じて、[Arguments] タブをクリックして、デバッグ セッションの開始時にセミホスティングを使用してアプリケーションに渡される引数を入力します。
  9. [Apply]をクリックしてコンフィギュレーション設定を保存します。
  10. [Debug]をクリックしてターゲットに接続します。デバッグには、DS-5 デバッグパースペクティブが必要です。[Confirm Perspective Switch]ダイアログボックスが表示された場合は、[Yes]をクリックしてパースペクティブを切り替えます。
    接続時に [DS-5 デバッグ]パースペクティブが開いている場合は、関連するすべてのビューとエディタが表示されます。
  11. Events ビューをクリックして、イベント オプションを設定します。
    1. [イベント] ビューで、[ビュー]メニューの[Events Settings]を選択します。
    2. [トレースソースの選択]で、トレースソースが以前に指定したトレースキャプチャ方法と一致しているかを確認します。
    3. 必要な [Ports/Channels] を選択します。
    4. M プロファイル ターゲットで、必要に応じて、DWT パケットを選択します。
    5. [OK]をクリックします。
  12. アプリケーションを数秒間実行して、中断します。
[イベント]ビューに関連情報が表示されます。以下に例を示します。
図 2-11 ITM ソースからのデータを表示した[イベント]ビュー
ITM ソースからのデータを表示した[イベント]ビュー


これらのオプションの詳細については、キーボードの F1 キーを押して、ダイナミックコンテキストヘルプを表示して下さい。

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