15.5.1 DTSL コンフィギュレーションオブジェクト

図 15-4 DTSL コンフィギュレーションクラス階層
DTSL コンフィギュレーションクラス階層


DTSLConnection オブジェクトは、プラットフォームコンフィギュレーションを使用した他のすべての DTSL オブジェクトへのアクセスを可能にするトップレベルの DTSL オブジェクトです。具体的にいうと、DTSLConnection オブジェクトを使用すると、残りの DTSL オブジェクトへのアクセスを可能にする DTSLv1 などの ConfigurationBase インスタンスを利用することができます。プラットフォームコンフィギュレーションの内容は、関連する ConnectionParameters セットに依存します。

ConnectionParameters インスタンスで DTSL コンフィギュレーションスクリプトが指定されていない場合、DefaultConfiguration タイプのオブジェクトが作成されます。コンフィギュレーションの内容は、RDDI-DEBUG にとって既知のデバイスごとに Device オブジェクトを作成することで構築されます。DSTREAM の場合、これは Device オブジェクトが .rcf ファイルまたは .rvc ファイルで宣言されているデバイスごとに作成されることを意味しますが、他の種類の RDDI の場合、別のデータセットから作成されることを意味します。これにより、RDDI コンフィギュレーションファイルで指定されているすべてのターゲットデバイスに直接接続することによって、プラットフォームに簡単に接続できます。

ConnectionParameters インスタンスで DTSL コンフィギュレーションスクリプトが指定されている場合、そのスクリプトが実行され、DTSLv1 から派生したコンフィギュレーションオブジェクトのインスタンスが作成されます。コンフィギュレーションスクリプトの実行時、既知のデバイスのオブジェクト、トレースソース、およびトレースキャプチャデバイスのセットがコンフィギュレーションに挿入されます。

注:

  • ARM® では、コンフィギュレーションスクリプトを使用して DTSL コンフィギュレーションを作成するようにお勧めします。このようにすると、デバイスを作成する際の柔軟性がはるかに高くなります。
  • DTSLv1 は、コンフィギュレーションが V1 インタフェース/オブジェクトセットを使用していることを示すために DTSLv1 と名付けられています。DTSLv1 が最新のセットです。 ARM がインタフェース/オブジェクトセットを変更すると、DTSLv2 という名前になります。これにより、 ARM は下位互換性を確保しながら、インタフェースの一新や変更を進めることができます。
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