3.4 ウォッチポイントの使用

ウォッチポイントは、特定のメモリアドレスがプログラムによってアクセスされる場合に、ターゲットを停止するために使用できます。

手順

  1. ウォッチポイントを設定するには、以下の操作を行います。
    • グローバル変数を監視する場合、[変数]ビューでデータシンボルを右クリックし、[ウォッチポイントの切り替え]を選択して[ウォッチポイントの追加]ダイアログを表示します。
    • メモリアドレスを監視する場合、[逆アセンブリ]ビューでメモリアドレスを右クリックし、[ウォッチポイントの切り替え]を選択して[ウォッチポイントの追加]ダイアログを表示します。
    図 3-3 データシンボルでのデータウォッチポイントの設定
    データシンボルでのウォッチポイントの設定


  2. 必要な[アクセスタイプ]を選択します。

    以下を選択できます。

    • [読み出し] 読み出しアクセスウォッチポイント- 読み出しアクセスが発生するとターゲットを停止します。
    • [書き込み] 書き込みアクセスウォッチポイント- 書き込みアクセスが発生するとターゲットを停止します。
    • [アクセス] 読み込みまたは書き込みアクセスウォッチポイント- 読み込みまたは書き込みアクセスのいずれかが発生すると、ターゲットを停止します。
  3. 作成されたウォッチポイントを有効にするには、[Enable] をオンにします。

    注:

    デフォルトで有効になりますが、条件付きウォッチポイントが存在する場合、作成されたウォッチポイントは無効になります。条件付きウォッチポイントが存在するときに有効にできるのは、1 つのウォッチポイントのみです。
  4. 指定されたアドレスで監視する幅をビット単位で指定します。ターゲットによってサポートされている場合、使用できる値は 8、16、32、64 です。

    このパラメータはオプションです。幅のデフォルト値は、以下のとおりです。

    • アドレス 1 つにつき 32 ビット。
    • データ幅は、シンボルまたは式 (入力されている場合) に応じて異なります。
  5. [Stop Condition] を展開し、[Expression] フィールドに C 形式の式を入力します。たとえば、アプリケーションコードに変数 x がある場合は、次のように指定できます。x == 10式を指定しない場合、ブレークポイントまたはウォッチポイント条件が削除されます。
  6. [OK]をクリックして、選択内容を適用します。

    グローバル変数を監視するためのウォッチポイントを作成した場合は、[変数]ビューで表示できます。メモリアドレスを監視するためのウォッチポイントを作成した場合は、Memory ビューで表示できます。

    また、アプリケーションのウォッチポイントとブレークポイントについては、すべて Breakpoints ビューで表示できます。

    • ウォッチポイントを削除するには、ウォッチポイントを右クリックし、[ウォッチポイントの削除]または[ウォッチポイントの切り替え]のいずれかを選択します。
    • ウォッチポイントを無効にするには、ウォッチポイントを右クリックし、[ウォッチポイントを無効化]を選択して一時的に無効化します。ウォッチポイントを再び有効にするには、[Enable Watchpoint] を選択します。

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