6.14 デバッグおよびトレースサービスレイヤ(DTSL)について

デバッグおよびトレースサービスレイヤ(DTSL)は、DS-5デバッガ スタック内のソフトウェアレイヤです。これは、デバッガと RDDI ターゲットアクセス API の間に位置します。

DTSL は以下を行います。

DTSL は、通常 Jython スクリプトにより実装されている(拡張されている可能性のある)Java クラスのセットとして実装されます。通常の DTSL インスタンスは、Java と Jython の組み合わせです。

これの単純な例は、DTSL が Cortex®-A8、ETM、および ETB が組込まれた単純なプラットフォームに接続する場合です。DTSL 接続がアクティブになると、Jython スクリプトが実行され、DTSL コンフィギュレーションが作成されます。このコンフィギュレーションには、Cortex-A8 と呼ばれる Java デバイスオブジェクト、ETM と呼ばれる TraceSource オブジェクト、および ETB と呼ばれる TraceCaptureDevice オブジェクトが入力されます。すると、デバッガまたは DTSL を使用する別のプログラムが、DTSL コンフィギュレーションにアクセスして、これらのオブジェクトを取得し、デバッグを実行し、操作をトレースできるようになります。

注:

DTSL Jython スクリプトと DS-5デバッガ Jython スクリプトを混同しないでください。両方とも Jython を使いますが、ソフトウェアスタック内の異なるレベルで動作します。ただし、デバッガの Jython スクリプトでは DTSL 機能を使用できます。

ARM では、DTSL をユーザ独自の使い方に使用できるようにして、ユーザがターゲットプラットフォームにアクセスし制御する Java または Jython プログラムを作成できるようにしました。

詳細については、この DS-5 に付属の DTSL ドキュメントおよびファイルを参照してください。

<DS-5 Install folder>\sw\DTSL

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