1.3.3 big.LITTLE™ システムのデバッグ

big.LITTLE™ システムは、さまざまな作業で高性能と低消費電力を最適化するように設計されています。これは、1 つ以上の低電力プロセッサと一緒に 1 つ以上の高性能プロセッサを含めることによって達成されます。

big.LITTLE コンフィギュレーションの認識は DS-5デバッガ に組み込まれています。これにより、ちょうどシングルコアプロセッサで行うように、ベアメタル、Linux カーネル、または Linux アプリケーションのデバッグ接続を設定することができます。

注:

専用の OS で big.LITTLE サポートを有効にする必要があるソフトウェアについては、 big.LITTLE Linaro Git レポジトリを参照して下さい。

big.LITTLE™ システムでのベアメタルデバッグ

big.LITTLE システムでのベアメタルデバッグでは、DS-5デバッガ 内で SMP 接続を設定することができます。この場合、 big.LITTLE システムのプロセッサはすべて、デバッガに制御されます。デバッガは実行しながら各プロセッサの電源状態を監視し、その状態を[デバッグ制御]ビューとコマンドラインに表示します。電源が切れたプロセッサは、デバッガに表示されますが、アクセスはできません。これ以外のデバッガ機能は、同種のコアのクラスタへの SMP 接続と同等です。

big.LITTLE™ システムでの Linux アプリケーションのデバッグ

big.LITTLE システムでの Linux アプリケーションのデバッグでは、DS-5デバッガ 内で gdbserver 接続を設定することができます。通常、Linux アプリケーションは、大きいプロセッサで実行されているか、LITTLE プロセッサで実行されているかがオペレーティングシステムによって隠ぺいされているため、これを認識しません。したがって、他のシステムでのアプリケーションのデバッグと比べても、 big.LITTLE システムでの Linux アプリケーションのデバッグ時の違いはありません。

非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0446ZJ
Copyright © 2010–2016 ARM.All rights reserved.