2.7.3 コマンドラインから組み込みの 固定仮想プラットフォームFVP への接続の設定

DS-5 で使用可能なコマンドライン専用モードで、 固定仮想プラットフォームFVP への接続を設定できます。

コマンドライン専用モードを使用すると、デバッグ アクティビティとトレース アクティビティを自動化できます。デバッグセッションを自動化することで、大幅に時間を節約でき、ソースレベルでのコードのステップ実行などの反復タスクを削減できます。

この例では、DS-5 の組み込みの FVP モデルへの接続を設定する方法を示します。

前提条件

  • 接続する FVP モデルは、選択できるように DS-5 コンフィギュレーション データベースで使用可能にしておく必要があります。FVP モデルが使用できない場合、まずそのモデルをインポートする必要があります。CADI 準拠モデルのインポートに関する詳細については、10.12 カスタムモデルのインポート を参照してください。
  • DS-5 を使用して FVP でこのアプリケーションをロードして実行するには、まず適切なコンパイラ オプションとリンカ オプションでこのアプリケーションを構築し、使用中のモデルで実行できるようにする必要があります。アプリケーションの構築に必要なオプションとパラメータを見つけるには、使用するコンパイラとリンカのマニュアルを参照してください。
  • コマンド ラインから FVP モデルを実行するのに必要なインストール済みライセンスを保持している必要があります。

手順

  1. DS-5 コマンド プロンプトを開きます。
    • Windows の場合、[Start] > [All Programs] > [ARM DS-5] > [DS-5 Command Prompt] の順に選択します。

    • Linux の場合、DS-5_install_directory/binPATH 環境変数に追加してから、UNIX bash シェルを開きます。
  2. ARM FVP Cortex-A9x4 FVP モデルに接続して、ワークスペースにロードするイメージを指定するには、コマンド プロンプトに以下を入力します。
    debugger --cdb-entry "ARM FVP::VE_Cortex_A9x4::Bare Metal Debug::Bare Metal Debug::Debug Cortex-A9x4 SMP" --image "C:\DS-5_Workspace\HelloWorld\Debug\HelloWorld.axf"

    DS-5ARM FVP Cortex-A9x4 FVP を起動し、イメージをロードします。ターゲットに接続したら、DS-5 Debugger コマンドのいずれかを使用してターゲットにアクセスし、デバッグを開始します。

    例えば、info registers はすべてのアプリケーションレベルのレジスタを表示します。

    オペレーティング システムのコマンドラインまたはスクリプトから DS-5デバッガ を使用する方法の詳細については、「章 8 オペレーティングシステムのコマンドラインまたはスクリプトからの DS-5デバッガの実行」を参照してください。

非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0446ZJ
Copyright © 2010–2016 ARM.All rights reserved.