add-symbol-file

このコマンドは、デバッガに追加のデバッグ情報をロードします。

Show/hide構文

add-symbol-file filename [offset] [-option] [-s section address]...

各パラメータには以下の意味があります。

filename

イメージ、共有ライブラリ、またはオペレーティングシステム(OS)モジュールを指定します。

Note

共有ライブラリと OS モジュールは、これらのタイプのファイルのロードをサポートする接続によって異なります。このオプションは、ライブラリまたは OS モジュールがロードされるまで保留されます。

offset

イメージ内のすべてのアドレスに追加するオフセットを指定します。offset を指定しない場合、デフォルトは以下のとおりです。

  • イメージはゼロです。

  • ライブラリのロードアドレスは共有ライブラリです。アプリケーションが指定したライブラリがロードされていない場合、ライブラリがロードされ、オフセットが決定できるまで要求が保留されます。

option

デバッグ情報のロード方法を以下のように制御します。

readnow

すべてのデバッグ情報を即座にロードするための指定です。このオプションはメモリの使用量が大きいので、ロードには時間がかかりますが、デッグの所要時間は短縮されます。

demandload

この指定では、デバッガからの要求があったときに、デバッグ情報がロードされます。このオプションではロード時間が短縮され、メモリの使用も小さくなりますが、デバッグの速度が低下することがあります。これがデフォルトです。

s

再配置可能なオブジェクトファイルからロードされたシンボルの再配置を指定します。

section

再配置可能なファイル内のセクションの名前を指定します。

address

セクションのアドレスを指定します。これには、アドレスまたはアドレスを求める式を指定できます。

ロード済みのファイルに関する情報は、info files コマンドを使用して表示できます。

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Example 5. add-symbol-file

add-symbol-file myFile.axf            # エントリポイント +0x0000 にシンボルをロード
add-symbol-file myLib.so              # 共有ライブラリがロードされるまでシンボルファイルを保留
add-symbol-file myModule.ko           # OS モジュールがロードされるまでシンボルファイルを保留
add-symbol-file myFile.axf 0x2000     # エントリポイント +0x2000 にシンボルをロード
add-symbol-file relocate.o -s .text 0x1000 -s .data 0x2000
                                      # relocate.o からシンボルをロードし、再配置
                                      # シンボルは .text セクションまたは .data セクションで定義

Show/hide関連項目

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