thbreak

このコマンドは特定の位置にハードウェア実行ブレークポイントを設定し、その後ブレークポイントに達したときにそれを削除します。また、if ステートメントを使用して、条件式が true と評価される場合のみ停止するように条件ブレークポイントを指定することもできます。

Note

ハードウェアブレークポイントの数は、通常、制限があります。使用可能なハードウェアブレークポイントをすべて使用してしまった場合、使用ないハードウェアブレークポイントを削除するか無効化します。

共有オブジェクト内に設定されたブレークポイントは、共有オブジェクトがアンロードされると削除されます。

Show/hide構文

thbreak [-d] [-p] [ [filename:]location | *address] [thread number...] [if expression]

各パラメータには以下の意味があります。

d

ブレークポイントを作成した直後に無効にします。

p

ブレークポイントを認識可能な位置に解決できない場合に、保留ブレークポイントを作成するかを指定します。

filename

ファイルを指定します。

location

以下のように位置を指定します。

line_num

行番号

function

関数名

label

ラベル名

+offset | -offset

現在の位置からの行オフセットを指定します。

number

ブレークポイントの適用先として 1 つ以上のスレッドを指定します。現在のスレッドを参照するには、$thread を使用します。number を指定しない場合は、すべてのスレッドにブレークポイントが適用されます。

address

アドレスを指定します。これには、アドレスまたはアドレスを求める式を指定できます。

expression

ブレークポイントに達したときに、評価する式を指定します。

引数を指定しない場合、次の命令にハードウェアブレークポイントが設定されます。

Show/hide

Example 148. thbreak

thbreak *0x8000                # アドレス 0x8000 にブレークポイントを設定
thbreak *0x8000 thread $thread # 現在のスレッドのアドレス 0x8000 に
                               # ブレークポイントを設定
thbreak *0x8000 thread 1 3     # スレッド 1 とスレッド 3 のアドレス 0x8000 に
                               # ブレークポイントを設定
thbreak main                   # main() のアドレスにブレークポイントを設定
thbreak SVC_Handler            # ラベル SVC_Handler のアドレスにブレークポイントを設定
thbreak +1                     # 次のソース行のアドレスにブレークポイントを設定
thbreak my_File.c:main         # my_File.c の main() のアドレスにブレークポイントを設定
thbreak my_File.c:8            # my_File.c の行 8 のアドレスにブレークポイントを設定
thbreak function1 if x>0       # x>0 の場合に停止する条件付きブレークポイントを設定

Show/hide関連項目

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