C 式言語パーサーでの正規表現の使用

デバッガの C 言語パーサーは、正規表現をサポートしています。正規表現は、文字列の内容を調べるメカニズムです。これを使用して、変数の中から特定のパターンに一致する文字列を検索できます。

デバッガは、=~ 演算子と !~ 演算子を Perl のスタイルで使用して C 式構文を拡張することによって、正規表現をサポートします。以下に例を示します。

Example 3. =~ 演算子と !~ 演算子を使用した正規表現

この例は、正規表現が文字列の任意の一部または全部と一致する場合は 1 と評価され、一致しない場合は 0 と評価されます。

expression =~ regular_expression

この例は、正規表現が文字列の任意の一部または全部と一致する場合は 0 と評価され、一致しない場合は 1 と評価されます。

expression !~ regular_expression

各パラメータには以下の意味があります。

expression

char * 型または char[] 型の任意の表現。例えば、変数の名前を指定します。

regular_expression

/regex/modifiers または m/regex/modifiers という形式の正規表現。str が char* 型の変数の場合、以下の式は有効です。

str =~ /abc/
((char *) void_pointer) !~ m/abc/i

サポートされている正確な正規表現の構文については、『Mastering Regular Expressions』に説明されています。これの例外は、修飾子の処理の解析です。以下の修飾子が現在、デバッガによってサポートされています。

i

大文字小文字を区別した検索を有効にします。

m

マルチラインモード(^$ によって組み込みの改行が検出されます)

s

ドットオールモード(. によって行末が検出されます)

x

コメントモード(ホワイトスペースおよびコメントを許可します。)

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