set semihosting

このコマンドは、デバッガのセミホスティング設定を制御します。 セミホスティングは、アプリケーションコードからデバッガを実行するホストワークステーションへの入出力要求の通信に使用します。

Note

これらの設定は、ターゲットがセミホスティングをサポートしていて、ターゲットを実行中に変更できない場合のみ適用されます。

Show/hide構文

set semihosting option

各パラメータには以下の意味があります。

option

以下の追加のオプションを指定します。

args arguments

argv パラメータを使用してアプリケーションの main() 関数に渡されるコマンドライン引数を指定します。 イメージの名前は、常に暗黙的に argv[0] に渡されるので、必ずしも引数として渡す必要はありません。

file-base ディレクトリ

アプリケーションによって開かれたファイルの基準位置となるベースディレクトリを指定します。

stderr "stderr" | filename

セミホスティング操作で stderr を書き込むコンソールストリームまたはファイルを指定します。

stdin "stdin" | filename

セミホスティング操作で stdin を読み出すコンソールストリームまたはファイルを指定します。

stdout "stdout" | filename

セミホスティング操作で stdout を書き込むコンソールストリームまたはファイルを指定します。

top-of-memory address

メモリの先頭を定義します。

stack_heap_options

きめの細かい制御を指定して、スタックとヒープのベースアドレスと制限を手動で設定します。 stack_heap_options を使用すると、これらの設定が top-of-memory に優先するため、以下のすべてのオプションを指定する必要があります。

stack-base address

スタックのベースアドレス

stack-limit address

スタックの終了アドレス

heap-base address

ヒープのベースアドレス

heap-limit address

ヒープの終了アドレス

enabled
auto

イメージがロードされたとき、適切であれば、セミホスティング操作が自動的に有効になります。 これがデフォルトです。

off

すべてのセミホスティング操作を無効にします。

on

すべてのセミホスティング操作を有効にします。

Note

セミホスティングを有効にする前に、セミホスティングのアドレスを設定する必要があります。

以下に例を示します。

set semihosting top-of-memory address
set semihosting enabled on
vector address

セミホスティングサポート用のブレークポイントのアドレスを指定します。 これが指定されない場合、デバッガはベクタキャッチ(サポートされている場合)または 0x8 を使用します。

Show/hide

Example 107. set semihosting

set semihosting args 500                  # コマンドライン引数を 500 に設定
set semihosting stdout output.log         # stdout を output.log に書き込み
set semihosting enabled on                # セミホスティング操作を有効化

Show/hide関連項目

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