tbreak

このコマンドは特定の位置に実行ブレークポイントを設定し、その後ブレークポイントに達したときにそれを削除します。 また、if ステートメントを使用して、条件式が true と評価される場合のみ停止するように条件ブレークポイントを指定することもできます。

Note

共有オブジェクト内に設定されたブレークポイントは、共有オブジェクトがアンロードされると削除されます。

このコマンドを使用する場合、set breakpoint によって自動ブレークポイントの動作を制御できます。

Show/hide構文

tbreak [-d] [-p] [ [filename:]location | *address] [ thread | core number...] [if expression]

各パラメータには以下の意味があります。

d

ブレークポイントを作成した直後に無効にします。

p

ブレークポイントを認識可能な位置に解決できない場合に、保留ブレークポイントを作成するかを指定します。

filename

ファイルを指定します。

location

以下のように位置を指定します。

line_num

行番号

function

関数名

label

ラベル名

+offset | -offset

現在の位置からの行オフセットを指定します。

address

アドレスを指定します。 これには、アドレスまたはアドレスを求める式を指定できます。

number

ブレークポイントの適用先として 1 つ以上のスレッドまたはプロセッサを指定します。 現在のスレッドを参照するには、$thread を使用します。 number を指定しない場合は、すべてのスレッドにブレークポイントが適用されます。

expression

ブレークポイントに達したときに、評価する式を指定します。

引数を指定しない場合、現在の PC にブレークポイントが設定されます。

Show/hide

Example 146. tbreak

tbreak *0x8000                # アドレス 0x8000 にブレークポイントを設定
tbreak *0x8000 thread $thread # 現在のスレッドのアドレス 0x8000 に
                              # ブレークポイントを設定
tbreak *0x8000 thread 1 3     # スレッド 1 とスレッド 3 のアドレス 0x8000 に 
                              # ブレークポイントを設定
tbreak main                   # main() のアドレスにブレークポイントを設定
tbreak SVC_Handler            # ラベル SVC_Handler のアドレスにブレークポイントを設定
tbreak +1                     # 次のソース行のアドレスにブレークポイントを設定
tbreak my_File.c:main         # my_File.c の main() のアドレスにブレークポイントを設定
tbreak my_File.c:8            # my_File.c の行 8 のアドレスにブレークポイントを設定
tbreak function1 if x>0       # x>0 の場合に停止する条件付きブレークポイントを設定

Show/hide関連項目

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