awatch

このコマンドは、データシンボルに対してウォッチポイントを設定します。指定したアドレスにあるメモリで読み出しまたは書き込みが行われたときに、デバッガがターゲットを停止します。

このコマンドは、ウォッチポイントの ID を新しいデバッガ変数 $n に記録します。n は数値です。ウォッチポイントの動作を削除または変更するには、この変数をスクリプトで使用します。$n が最後または最後から 2 番目のデバッガ変数の場合は、$ または $$ をそれぞれ使用して ID にアクセスできます。

Note

ウォッチポイントは、スカラ値でのみサポートされます。

ターゲットによっては、ウォッチポイントがサポートされていないこともあります。現在、ウォッチポイントを設定できるのは以下のターゲットのみです。

  • デバッグハードウェアエージェントを使用しているハードウェアターゲット。

  • gdbserver または undodb-server を使用している Linux アプリケーション。

使用可能なウォッチポイントはハードウェアターゲットによって異なります。Linux アプリケーションデバッグの場合は、使用可能なウォッチポイントは Linux のカーネルバージョンと設定にも依存します。

ウォッチポイントをトリガする命令のアドレスが、PC のレジスタに表示されるアドレスと異なる可能性があります。これはパイプライン効果が原因です。

Show/hide構文

awatch [-d] [-p] { [filename:]symbol | *address} [vmid vmid]

各パラメータには以下の意味があります。

d

ウォッチポイントを作成した直後に無効にします。

p

ウォッチポイントを認識可能な位置に解決できない場合に、保留ウォッチポイントを作成するかを指定します。

filename

ファイルを指定します。

symbol

グローバル/静的データシンボルを指定します。配列または構造体に対しては、要素またはメンバを指定する必要があります。

address

アドレスを指定します。これには、アドレスまたはアドレスを求める式を指定できます。

vmid

ブレークポイントの適用先として仮想マシン ID(VMID)を指定します。これには、整数または整数を求める式を指定できます。

Show/hide

Example 10. awatch

awatch myVar1                     # myVar1 に読み出し/書き込みウォッチポイントを設定
awatch *0x80D4                    #  アドレス 0x80D4 に読み出し/書き込みウォッチポイントを設定

Show/hide関連項目

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