1.3.1 add-symbol-file

デバッガに追加のデバッグ情報をロードします。

構文

add-symbol-file filename [offset] [-s section address]...

各項目には以下の意味があります。

filename

イメージ、共有ライブラリ、またはオペレーティングシステム(OS)モジュールを指定します。

注:

共有ライブラリと OS モジュールは、これらのタイプのファイルのロードをサポートする接続によって異なります。このオプションは、ライブラリまたは OS モジュールがロードされるまで保留されます。
offset

イメージ内のすべてのアドレスに加算するオフセットを指定します。offset を指定しない場合、デフォルトは以下のとおりです。

  • イメージはゼロです。

  • ライブラリのロードアドレスは共有ライブラリです。アプリケーションが指定したライブラリがロードされていない場合、ライブラリがロードされ、オフセットが決定できるまで要求が保留されます。

s

再配置可能オブジェクトの場合、セクションが再配置されたアドレスが指定されます。

section

再配置されたセクションの名前を指定します。

address

セクションのアドレスを指定します。これには、アドレスまたはアドレスを求める式を指定できます。アドレス空間も指定できます。

ロード済みのファイルに関する情報は、info files コマンドを使用して表示できます。

例 1-4 例

add-symbol-file myFile.axf                    # エントリポイント +0x0000 にシンボルをロード
add-symbol-file myLib.so                      # 共有ライブラリがロードされるまでシンボルファイルを保留
add-symbol-file myModule.ko                   # OS モジュールがロードされるまでシンボルファイルを保留
add-symbol-file myFile.axf 0x2000             # エントリポイント +0x2000 にシンボルをロード
add-symbol-file relocate.o -s .text 0x1000 -s .data 0x2000
                                              # relocate.o からシンボルをロードし、
                                              # セクション .text を 0x1000 に、
                                              # セクション .data を 0x2000 に再配置
add-symbol-file vmlinux N:0                   # 非セキュアアドレス 0x00 にシンボルをロード
add-symbol-file vmlinux EL2:0x4080000000      # 非セキュアアドレス空間 EL2:0x4080000000 にシンボルをロード
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