1.3.39 file, symbol-file

イメージからデバッガにデバッグ情報をロードし、後で run コマンドや start コマンドで使用するためにエントリポイントアドレスを記録します。   続いて file コマンドを続けて使用すると、新しいデバッグ情報をロードする前に既存の情報は破棄されます。デバッガから要求があったときに、デバッグ情報がロードされます。

デバッグ情報を置換せずに追加するには、add-symbol-file コマンドを使用します。

注:

このコマンドでは PC レジスタを設定できません。

構文

file [filename] [offset] [-s sectionaddress]...
symbol-file [filename] [offset] [-s sectionaddress]...

各項目には以下の意味があります。

filename

イメージを指定します。filename を指定しない場合、デバッグ情報が破棄されます。

offset

イメージ内のすべてのアドレスに加算するオフセットを指定します。offset を指定しない場合、デフォルトは以下のとおりです。

  • イメージはゼロです。

  • ライブラリのロードアドレスは共有ライブラリです。アプリケーションに指定したライブラリがロードされていない場合、ライブラリがロードされてオフセットが決まるまで、要求は保留されます。

s

再配置可能オブジェクトの場合、セクションが再配置されたアドレスが指定されます。

section

再配置されたセクションの名前を指定します。

address

セクションのアドレスを指定します。これには、アドレスまたはアドレスを求める式を指定できます。アドレス空間も指定できます。

例 1-42 例

file "myFile.axf"                      # デバッグ情報をオンデマンドでロード。
file "images\myFile.axf"               # デバッグ情報をオンデマンドでロード。
file                                   # デバッグ情報を破棄。
file "myFile.axf" -s .text 0x1000 -s .data 0x2000
                                       # デバッグ情報をオンデマンドでロードし、
                                       # セクション .text を 0x1000 に、
                                       # セクション .data を 0x2000 に再配置。
file "vmlinux" N:0                     # 非セキュアアドレス 0x00 のデバッグ情報をロード
file "vmlinux" EL2:0x4080000000        # 非セキュアアドレス空間 EL2:0x4080000000 のデバッグ情報をロード
非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0452ZJ
Copyright © 2010–2016 ARM.All rights reserved.