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テンポラリブレークポイントを設定し、デバッガの run コマンドを呼び出した後、テンポラリブレークポイントに達するとテンポラリブレークポイントを削除します。デフォルトで、テンポラリブレークポイントは、グローバル関数 main()
のアドレスに設定されます。
ブレークポイントの位置を変更するには、set debug-from コマンドを使用します。ブレークポイントの位置が見つからない場合は、イメージエントリポイントにブレークポイントが設定されます。
このコマンドは、ブレークポイントの ID を新しいデバッガ変数 $
に記録します。n
は数値です。n
$
が最後または最後から 2 番目のデバッガ変数の場合は、n
$
または $$
をそれぞれ使用して ID にアクセスできます。
start [args
]
各項目には以下の意味があります。
args
argv
パラメータを使用してアプリケーションの main()
関数に渡されるコマンドライン引数を指定します。イメージの名前は、常に暗黙的に argv[0]
に渡されるので、必ずしも引数として渡す必要はありません。
start # テンポラリブレークポイントまで、 # ターゲットの実行を開始。