2.1 CMM 形式のコマンドの適合性と使用方法

CMM 形式のコマンドについては、ターゲットの初期化スクリプトを実行するのに十分な、ごく一部のコマンドのみがサポートされています。CMM は一部のサードパーティ製デバッガによってサポートされているスクリプト言語です。

CMM 形式のコマンドを実行するには、CMM 形式のコマンドを含むデバッガスクリプトファイルを作成して、DS-5デバッガ source コマンドを使用してスクリプトを実行する必要があります。

注:

デバッグを十分にサポートするには、 ARM® では DS-5デバッガコマンドの使用をお勧めします。詳細については、「 DS-5デバッガコマンド」を参照して下さい。

CMM 形式のコマンドの構文

多くのコマンドでは、以下の構文を使用して引数とフラグを指定できます。

command [argument] [/flag]...

フラグはオプションのスイッチとして機能します。フラグの指定には、スラッシュ文字を使用します。コマンドがフラグをサポートする場合、フラグについてはコマンド構文の説明の中で記載します。

注:

コマンドでは大文字と小文字が区別されません。下線は略語を示します。

CMM 形式のコマンドの使用方法

デバッガのコマンドは以下の構文規則に準拠している必要があります。

  • 1 つのコマンドラインには、1 つのデバッガコマンドのみを指定できます。
  • シンボルを参照する場合は、大文字小文字の別がソースコードと一致している必要があります。

コマンドの多くは、略語による入力が可能です。例えば、break.setb.s と短縮することができます。各コマンドの構文の定義では、例えば、b reak. s et のように、下線によって略語を示します。

各コマンドの構文の定義では、以下の表記規則を使用します。

  • 角括弧 [...] は、オプションのパラメータを示します。
  • 中括弧 {...} は、必須パラメータを示します。
  • 垂直のパイプ(|)は、いずれか 1 つを選択する必要がある複数のパラメータを示します。
  • 繰り返し指定できるパラメータは、省略記号(...)で示します。

角括弧、中括弧、垂直のパイプは入力しないでください。斜体で示すパラメータは、実際の値に置き換えて下さい。複数のパラメータを指定する場合、各コマンドに対し、構文の定義で示した区切り文字を使用します。パラメータ名にスペースが含まれている場合は、そのパラメータ名を二重引用符で囲みます。

コマンドの行末または別の行に、説明のためのコメントを入力することができます。コメントは、// 文字または ; 文字を使用して示します。

CMM 形式のコマンドでの式の使用

一部のコマンドでは、式を指定することができます。式の中で関数に似た表記を使用して、レジスタおよび変数の内容にアクセスすることができます。以下に例を示します。

print "The result of my expression is: " v.value(myVar)+4+r(R0)

ここで、v.value() は変数の内容にアクセスするために、r() はレジスタの内容にアクセスするために使用することができます。

非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0452ZJ
Copyright © 2010–2016 ARM.All rights reserved.