1.5 メモリ管理

ARM メモリ管理オプションには、メモリ管理ユニット(MMU)とメモリ保護ユニット(MPU)があります。

MMU

MMU では、メモリシステムのきめ細かい制御が可能です。これにより、オペレーティングシステムは、デマンドページング方式のメモリ管理などの機能を提供できます。ほとんどの詳細な制御は、メモリに格納されている変換テーブルを介して行われます。これらのテーブルのエントリによって、メモリのさまざまな領域のプロパティが定義されます。定義されるプロパティには以下のようなものがあります。

  • 仮想アドレスから物理アドレスへのマッピング

  • メモリアクセスパーミッション

  • メモリタイプ

MPU

MPU は MMU に代わる大幅にシンプルな仕組みです。その結果、MMU のすべての機能を必要としないシステムでハードウェアとソフトウェアの両方が簡略化されます。MPU を使用して、外部メモリをサイズおよび属性が異なる連続した複数の領域にパーティション分割できます。メモリのさまざまな領域のアクセスパーミッションおよびメモリ特性を制御することもできます。

MPU では、変換テーブルに外部メモリは必要ありません。MPU は、MMU より予測性が高いパフォーマンスを提供するのに役立ちます。

詳細については、ご使用のプロセッサのテクニカルリファレンスマニュアルを参照してください。

関連情報
ARM アーキテクチャリファレンスマニュアル
参考資料
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