3.3 C++ からのシステム C ヘッダファイルのインクルード

C++ で C ヘッダファイルを含める場合、使用する #include 構文によって使用するネームスペースが決定されるので、アクセスのタイプも決定されます。

C ヘッダファイルを C++ からインクルードするには、extern "C" ディレクティブでラップする必要があります。標準システム C ヘッダファイルには、既に適切な extern "C" ディレクティブが含まれているため、これらのファイルを含めるために特別な手順は必要ありません。

以下に例を示します。

#include <stdio.h> int main() {     ...// C++ コード     return 0; }

この構文を使用してヘッダをインクルードすると、すべてのライブラリ名がグローバルネームスペースに配置されます。

C++ 標準では、C ヘッダファイルの機能が C++ 固有のヘッダファイルから使用できるように定義されています。これらのファイルは、標準 C ヘッダファイルと共に install_directory\include にインストールされ、通常の方法で参照できます。以下に例を示します。

#include <cstdio>

ARM C++ では、C ヘッダファイルのインクルード(#include)が行われます。この構文を使用してヘッダをインクルードすると、C ライブラリの名前を含む、C++ 標準ライブラリ名のすべてがネームスペース std 内で定義されます。つまり、すべてのライブラリ名は、以下のいずれかの方法を使用して修飾する必要があります。

  • 以下のように標準ネームスペースを指定します。

    std::printf("example\n");
    
  • 以下のように C++ キーワードの using を使用して名前をグローバルネームスペースにインポートします。

    using namespace std; printf("example\n");
    
  • コンパイラオプション --using_std を使用します。

関連情報
--using_std、--no_using_std コンパイラオプション
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