コンパイラで認識されるファイル名の接尾文字

コンパイラでは、ファイル名の接尾文字を使用して、コンパイルやリンクステージに関連するファイルの種別を識別します。コンパイラで認識されるファイル名の接尾文字については、Table 1 を参照して下さい。

Note

--c90--c99、または --cpp を明示的に指定すると、ファイル名の接尾文字の効果がオーバーライドされます。

Table 1. コンパイラで認識されるファイル名の接尾文字

接尾文字説明使用に関する注意事項

.c

C ソースファイル

--c90 を意味します。

.CC または C++ ソースファイルUNIX プラットフォームでは、--cpp を意味します。UNIX 以外のプラットフォームでは、--c90 を意味します。

.cpp

.c++

.cxx

.cc

.CC

C++ ソースファイル

--cpp を意味します。

コンパイラは接尾文字 .cc.CC を使用して、暗黙のインクルードのファイルを識別します。

.d

依存関係リストファイル

.d は、--md オプションを使用して出力されたファイルのデフォルトのファイル名接尾文字です。

.h

C または C++ ヘッダファイル

-
.iC または C++ ソースファイル前処理済みの C または C++ ファイル。コンパイルの前にそれ以上前処理されません。
.iiC++ ソースファイル前処理済みの C++ ファイル。コンパイルの前にそれ以上前処理されません。

.lst

エラーおよび警告リストファイル

.lst は、--list オプションを使用して出力されたファイルのデフォルトのファイル名接尾文字です。

.a

.lib

.o

.obj

.so

ARM、Thumb、あるいは ARM/Thumb 混合オブジェクトファイルまたはライブラリ

-

.pch

プリコンパイルヘッダファイル

.pch は、--pch オプションを使用して出力されたファイルのデフォルトのファイル名接尾文字です。

.s

ARM、Thumb、または ARM/Thumb 混在アセンブリ言語ソースファイル

入力ファイルリスト内の接尾文字 .s が付いたファイルの場合は、コンパイラでアセンブラ armasm が呼び出され、ファイルがアセンブルされます。

.s は、-S または --asm オプションを使用して出力されたファイルのデフォルトのファイル名接尾文字です。

.SARM、Thumb、または ARM/Thumb 混在アセンブリ言語ソースファイル

UNIX プラットフォームでは、.S が付いた入力ファイルリストのファイルの場合、コンパイラは、アセンブリソースを前処理してから、ソースをアセンブラに渡します。

UNIX 以外のプラットフォームでは、.S.s に相当します。つまり前処理は行われません。

.sxARM、Thumb、または ARM/Thumb 混在アセンブリ言語ソースファイル.sx が付いた入力ファイルリストのファイルの場合、コンパイラは、アセンブリソースを前処理してから、ソースをアセンブラに渡します。

.txt

テキストファイル

.txt は、-S または --asm オプションを --interleave オプションと組み合わせて使用して出力されたファイルのデフォルトのファイル名接尾文字です。


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