4.31 プリコンパイルヘッダ(PCH)ファイル処理の選択的な適用

PCH ファイルの自動処理を使用している場合でも、PCH ファイル処理のヘッダファイルを選択的にインクルードおよび除外できます。

ARM コンパイラ 5.05 以降、すべてのプラットフォームでプリコンパイルヘッダ(PCH)ファイルのサポートが廃止される予定です。Windows 8 上の ARM コンパイラでは PCH ファイルをサポートしないことに注意して下さい。
元のソースファイルに手動ヘッダストップポイントを挿入するには、#pragma hdrstop ディレクティブを使用します。手動ヘッダストップポイントは、プリプロセッシングディレクティブに属さない最初のトークンより前に挿入する必要があります。これにより、プリコンパイルの対象となるヘッダファイル群の終わりを指定できます。以下に例を示します。
#include "xxx.h"
#include "yyy.h"
#pragma hdrstop
#include "zzz.h"
このサンプルでは、PCH ファイルに xxx.h および yyy.h の処理状態は含まれますが、zzz.h の処理状態は含まれません。このような方法は、#pragma hdrstop より後の情報に対して別の PCH ファイルを作成する必要がない場合に使用すると便利です。
関連する概念
4.24 プリコンパイルヘッダ(PCH)ファイル
4.25 プリコンパイルヘッダ(PCH)ファイルの自動処理
4.26 プリコンパイルヘッダ(PCH)ファイル処理とヘッダストップポイント
4.27 プリコンパイルヘッダ(PCH)ファイルの作成要件
4.28 複数のプリコンパイルヘッダ(PCH)ファイルを使用したコンパイル
4.29 廃止されたプリコンパイルヘッダ(PCH)ファイル
4.30 プリコンパイルヘッダ(PCH)ファイルのファイル名と場所の手動による指定
4.32 プリコンパイルヘッダ(PCH)ファイル処理の抑止
4.33 プリコンパイルヘッダ(PCH)処理中のメッセージ出力
4.34 プリコンパイルヘッダ(PCH)ファイルのパフォーマンスに関する問題点
関連する参考文書
10.87 #pragma hdrstop
10.92 #pragma no_pch
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