8.53 --depend_format=string

UNIX の一部の make プログラムとの互換性を確保するために、出力依存ファイルの形式を指定します。

構文

--depend_format= string
string には以下のいずれかを指定できます。
unix
UNIX 形式のパス区切り文字を使用して依存関係ファイルエントリを生成します。
unix_escaped
動作は unix と同じですが、 スペースを \ でエスケープします。
unix_quoted
動作は unix と同じですが、パス名を二重引用符で囲みます。

使用法

unix
Windows システムでは、--depend_format=unix を使用するとき、UNIX 形式のパス名を使用する必要があります。つまり、UNIX 形式のパスの区切子の記号 /\ の代わりに使用されます。
UNIX システムでは、--depend_format=unix を使用しても、変化はありません。
unix_escaped
Windows システムでは、--depend_format=unix_escaped を使用するとき、UNIX 形式のパス名を使用する必要があり、スペースが \ でエスケープされます。
UNIX システムでは、--depend_format=unix_escaped を使用するとき、スペースが \ でエスケープされます。
unix_quoted
Windows システムでは、--depend_format=unix_quoted を使用するとき、UNIX 形式のパス名を使用する必要があり、パス名が "" で囲まれます。
UNIX システムでは、--depend_format=unix_quoted を使用するとき、パス名が "" で囲まれます。

デフォルト

--depend_format オプションを指定しない場合、出力に依存するファイルの形式は、使用しているオペレーティングシステムによって異なります。
Windows
Windows システムでは、状況に応じて、デフォルトで Windows 形式のパスまたは UNIX 形式のパスのいずれかを使用できます。
UNIX
UNIX システムでは、デフォルトは --depend_format=unix です。

Windows システムで、以下の行を含むファイル main.c をコンパイルします。
#include "..\include\header files\common.h"
オプション --depend=depend.txt --depend_format=unix_escaped を使用すると、 以下のエントリを含む依存関係ファイル depend.txt が生成されます。
main.axf: main.c
main.axf: ../include/header\ files/common.h
関連する参考文書
8.51 --depend=filename
8.55 --depend_system_headers、--no_depend_system_headers
8.56 --depend_target=target
8.100 --ignore_missing_headers
8.128 -M
8.129 --md
8.153 --phony_targets
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