8.124 --loop_optimization_level=opt

コンパイラが実行するループ最適化の量を制御することで、パフォーマンスのコードサイズとトレードオフします。

コンパイラでは、ループ展開やインライン展開など、ループ最適化を特にターゲットとするいくつかの異なる方法が使用できます。ただし、これらの方法はコードサイズに影響を及ぼす場合があります。

構文

--loop_optimization_level= opt
opt には以下のいずれかを指定できます。
0
コンパイラがループ最適化をまったく実行しないように指定します。コードサイズにとってはこれが最善のオプションです。
1
コンパイラがループ最適化をある程度実行するように指定します。このオプションは、コードサイズとパフォーマンスのバランスを図ります。
2
コンパイラが高いレベルの最適化を行うことを指定します。この最適化には、強力なループ最適化が含まれます。通常、このオプションが、パフォーマンスにとって最善のオプションです。

制約条件

このオプションは、-O3 オプションと -Otime オプションの両方を使用している場合にのみ使用できます。つまり、以下のようになります。
armcc -O3 -Otime --loop_optimization_level=2 ...

デフォルト

デフォルトは 1 です。
-O3 -Otime を指定すると、 --loop_optimization_level=1 を指定したことになります。
関連する概念
5.20 インライン関数
5.7 C コードのループの展開
関連する参考文書
8.139 -Onum
8.144 -Otime
非機密扱いPDF file icon PDF 版ARM DUI0472LJ
Copyright © 2010-2015 ARM.All rights reserved.